私自身【10年先も残る仕事】と聞かれて、パッと思い浮かぶものではありませんが、幸いにも電気に精通しているため、2つの職業を就職・転職する際におすすめ出来ます。
とよばれる職業たちです。
そもそも、なぜこんな話をしているかというと近年AIの技術が注目され始め、「直近10年20年で失業者が急増する」という話をよく耳にし、就職や転職については今まで以上に考えなければいけないと感じたためです。
電気業界でもAIはこれから影響を及ぼしてくるはずです。
そうであったとしても、上記2つの職業は残り続けることでしょう。
だからこそ、就職や転職を考えている方におすすめしたいのです!
- なぜ電気の仕事は10年間続くのか考察してみた。
- 2つの職業”電気工事士”と”電気主任技術者”とはいったい?
- 電気工事士になるまでの3ステップを紹介します!
- 電気主任技術者になるまでの3ステップを紹介します!
なぜ電気の仕事は10年続くのか考察してみた
電気工事士や電気主任技術者がなぜ10年続くのか、その理由は1つだけです。
AIでは出来ない仕事だからです。どういうことかというと、結局のところAIに奪われる仕事というのは、効率・正確性の面を含め人間よりも勝っているために、AIに仕事をさせた方が良いという考えになっているわけです。
逆に10年以上残ると言われている職業の共通点は、人間に付加価値がつく仕事という点です。クリエイティブ能力であったり、コミュニケーション能力、有資格者の専門知識を用いた管理能力。それらを活かした職業が残るといった印象です。
電気工事士や電気主任技術者は、電気が無くならない限り需要が絶えることはありません。
そして、電気が不必要になる時代も今のところは考えられません。
それに何より、電気主任技術者の設置は電気事業法と呼ばれる法律によって義務づけられているのでAI技術が進んだからといって、いきなり無くなるものではありません。
AI技術を駆使して、仕事をより効率化といったように仕事を奪われるのではなく、より良くしていくために共存していくことが重要なのかも知れませんね!
AIと共存することはあっても奪われることはない、だからこそ電気工事士や電気主任技術者は今後10年以上残り続けると考えているわけです。
※リンク先がない記事は順番に追加していきます。
電気工事士と電気主任技術者とはいったい?
電気工事士と電気主任技術者の互いの仕事内容についてまとめると以下の通りです。
電気工事士 | 電気主任技術者 | |
---|---|---|
写真 | ||
概要 | 電気設備の施工・工事が中心
保守・管理はできない |
電気設備の保守・点検が中心
施工・工事はできない |
仕事内容 | 屋内の配線工事
送配電線の配線工事 電気屋さん |
新規設備の竣工検査
既設設備の定期点検 |
※双方共に資格を取得し実務経験を積めば従事することはできます。ですので一概にもできないとは言い切れず、あくまでイメージを掴むための参考程度にして下さい。
実際の現場で行われている手順を表すと以下の通りです。
- 電気工事士が電気設備の配線を完了させる。
- 電気主任技術者が検査を行う。
- 送電完了!
- 電気主任技術者は定期的に点検。保守・管理を行う。
- 不良なところがあれば電気工事士が修理する。
電気工事士に就職・転職するための3ステップ
ここまでは、それぞれの仕事の内容について紹介してきましたが、ここからはそれぞれの仕事に就くにはどうしたらいいかを紹介していきます。
電気工事士になるまでの手順を3ステップでまとめると以下の通りです。
- 電気工事士がなぜ必要かを知っておこう!
- 電気工事士の仕事環境・難易度を把握しよう!
- 試験に合格して免状を手に入れよう!
電気工事士がなぜ必要かを知っておこう!
まず最初にやらなければいけないことは、電気工事士がなぜ必要なのか。これを知っておかなければいけません。
そこには法律があって、無資格で従事してしまうとどうなるのか?
それを知ることが電気工事士になるための第一歩です。
電気工事士の仕事環境について把握しよう!
次に把握するのは電気工事士の仕事の種類となるまでの難易度についてです。
電気工事士の中だけでみても種類があるので、自分に合ったものを見つけてみて下さい!
電気工事士試験に合格して免状を手に入れよう!
「ステップ2」までの内容で概ね電気工事士の仕事の概要については把握できたのではないでしょうか?ここまで来たら後は、実際に受験してみて合格を手にするだけです。
電気工事士試験には、
この2種類の試験が存在します。
初めての方が取得するのは上記のうち、【第二種電気工事士試験】の方です。
それぞれの試験についてまとめてありますので、自分が受験する方を選択して下さい!
合格して免状を手に入れたら、あとは電気工事士の職に就くだけです!
【試験についての記事はこちらから!】
\初めての方はここから/
\第二種電気工事士試験の次に/
電気工事士としての転職先を探す
免状を手に入れて、「あとは仕事に就くだけだぁ~!」って方は、
以下の記事から仕事先を探してみて下さい!
- 電気工事士の転職サイトのまとめ
電気主任技術者に就職・転職するまでの3ステップ
電気主任技術者は、電気工事士よりも難易度は高めです。
正確に言えば、求人などは多くありますが仕事に就くのに必要な”電験三種”と呼ばれる資格の難易度が高いために電気主任技術者になってしまうのを諦めてしまう人がほとんどです。
しかし、責任感が問われる反面、様々な電気設備に触れることができ、試験では得られない知識を常に吸収することができるため資格から得た知識を活かしたい人にはピッタリな職業です。
では、電気主任技術者に就職・転職するまでの3ステップを見ていきましょう!
電気主任技術者がなぜ必要かを把握しよう!
ほとんどの人が電気主任技術者がなぜ必要かなんてことをご存じないかと思います。
”高圧設備”と呼ばれる設備には電気主任技術者の設置が法律で義務づけられています。
電気主任技術者の必要性を知ると同時に”電気主任技術者が安定した職業”であることもこの段階で把握しておきましょう!
電気主任技術者の仕事環境について把握しよう!
続いて、電気主任技術者が「どんな仕事をしているか」。これを明確にしましょう。
そして、就職する上でかかせない給料や年収、休日の日数などについても実体験を含めて記事にまとめましたので、順番に読んでみて下さい!
電験三種を取得しよう
ここまでは、電気主任技術者についてのおおまかな概要を説明してきました。
これからあなたが行うのは”電験三種”を受験し、そして合格することです。
ショッキングな情報かも知れませんが電験三種の合格率は
毎年10%程度しかありません。それだけ試験が難しいということです。
決して楽な道とは言い切れません。しかし、その恩恵には本当に目を見張るものがあるので、ぜひ挑戦して合格を手にしましょう!
【試験についての記事はこちらから!】
\取得すれば絶対有利!/
まとめ
- 需要と法律が無くならない限り電気の仕事は続く。
- 電気工事士は施工・管理が中心の職業。
- 電気主任技術者は保守・管理が中心の仕事。
- 初めての方は”第二種電気工事士試験”から受験しよう!
- 電気主任技術者を目指す人は”電験三種”を受験しよう!
就職や転職していく中で、どれが正解かなんてことは誰にもわかりません。
しかし、電気の道を歩むことは決して間違いではありません。
勉強していく中で、何度も辞めようと思うタイミングが訪れるはずです。
そんな時は思いっきり羽を伸ばして休みましょう。
これから長い道になりますが、一緒に電気の道を一歩ずつ進んでいきましょう!
次の記事では、「電気工事士がなぜ必要か?」これをテーマに記事にしました。よろしければご覧になって下さい!