電験三種は独学で合格できる試験です。
ただし、難易度はハード。
本記事では、上記の疑問を解決します。
電験三種は、合格まで長期的な時間を要するため、勉強する際は継続する覚悟が必要です。モチベの維持とスケジュール管理が合格のポイントなので、参考書や問題集、動画教材を用いて効率よく勉強しましょう。
上記を深掘りして解説します。
電験三種を独学で勉強する方で、勉強方法や心構えを知りたい方は必見です。
本記事の内容
上記の5本立てです。
電験三種を独学で合格する実践的な内容について詳しくご紹介します。
さっそく、みていきましょう。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、電験三種を中心に電気の資格を複数取得済みです。電気に関する案件も50件以上執筆しており、経験を活かして執筆します。
電験三種を独学で合格するための勉強方法
主な勉強法が次の2つ。
どちらも王道の方法です。
- 参考書と問題集を用いた独学
- 動画教材を用いた独学
参考書と問題集を用いた独学
1番王道の方法ですね。
コストも最小限で独学できるのが特徴です。
参考書と問題集は2万円もあれば4科目分と問題集を購入できるので基礎知識から応用能力までを身につけられます。
過去に受験された方や様々な資格試験に対する経験がある方にはおすすめですが、スケジュール管理が苦手な方には難易度の高い方法とも言えます。
参考書や問題集を購入しただけで満足して「勉強はまた明日」と先延ばしする方は、別の方法を検討した方が良いかもですね。
動画教材を用いた独学
隙間時間を有効活用したい社会人向けです。
通信講座を受講すると必要な環境が一発で整います。
受講費用は10万円程度必要ですが、1年間のサポートつきで質疑応答できる環境が整うので1日あたりの受講料金に換算するとそうでもありません。
動画教材は必要な情報を専門の講師が解説するので、参考書のみで勉強するよりも遥かに効率よく対策できます。悩んだ分野も自分だけで解決しなくて良いのでモチベ維持もしやすいのが特徴ですね。
まずは教材内容を確認できる無料資料請求から始めるのがおすすめです。
電験三種の独学におすすめな参考書と問題集
独学で必須の参考書と問題集、動画教材についてです。
評価が高く、人気の高いものを厳選しているので大きな失敗はありません。
おすすめの参考書
独学におすすめの参考書がこちら。
- これだけシリーズ|多くの受験者を合格に導いた参考書 ※人気と実績豊富。大きな失敗なしのシリーズ。
- 完全マスターシリーズ|電験三種受験テキスト ※徹底した解説と情報量が特徴。徹底して勉強したい方向け。
- 電験三種 完全攻略|4科目が収録された1冊 ※必要な知識を厳選して凝縮された1冊。既に電気の知識がある方向け。
※リンクをクリックすると詳細が開きます。
実は、どれも大差ありません。
全て実績と評価の高い参考書シリーズです。
それよりも重要なことが1つ。
参考書を購入した後の行動です。
参考書を購入したことに満足して何も行動しないのであれば本末転倒です。最初は10分程度でも良いので参考書を開いて1つのことを覚えましょう。
購入→即行動。
これが参考書を購入した後にすることです。
毎日少しずつでも良いので前に進めるかが電験三種の合格をわける大きなポイントであることは経験則ですが間違いありません。
繰り返しますが、参考書購入後は即行動です。
参考書の詳細をより詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
おすすめの問題集
おすすめの過去問題集はこちら。
- 電験三種 過去問題集|10年間の全問題・解答と解説 ※豊富な問題量と詳しい解説が特徴。科目ごとに取り外せる分冊も便利。
- 電験三種 実践10年問題集|実践的に解ける過去問題集 ※10年間の問題量と詳しい解説。解説が取り外せるのが特徴。
上記の2冊であれば大きな失敗はありません。
1問ずつに詳しい解説が載せられているかが選ぶ際のポイントです。
電験三種を勉強するうえで大事なのが「解答を導くための応用能力」なので、これを養う勉強方法が非常に大切です。
コツは簡単で疑問を持って解くこと。
問題の1から10までを説明できたらOKです。
参考書と問題集を併用して少しずつ応用能力を身につけましょう。
問題集の詳細をより詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
おすすめの動画教材
おすすめの動画教材がこちら。
通信講座 | SAT | 翔泳社アカデミー |
---|---|---|
価格 | Eラーニング 108,800円(税抜) DVD講座 128,800円(税抜) Eラーニング・DVD 138,800円(税抜) |
Eラーニング 153,000円(税抜) DVD講座 153,000円(税抜) Eラーニング・DVD 163,000円(税抜) |
特徴 |
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おすすめ度 | ||
無料資料請求 | 無料資料請求はこちらをクリック | 無料資料請求はこちらをクリック |
講座の購入 | 講座の受講はこちらをクリック | 講座の受講はこちらをクリック |
※スクロールすると詳細が左右に動きます。
※リンクをクリックすると各通信講座の詳細に移動します。
動画教材は、社会人向けです。
具体的には「日頃の隙間時間を有効活用して1,2年で合格したい方」向けです。
受講料金はかかりますが、資格学校などと比較するとそうでもありませんし、充実したサポートを毎日継続できるといった考えでは十分な投資です。
お金を払うと逃げ道がなくなるのもメリット。
やらなくて良い理由よりもやらなくてはいけない理由に変わります。
ただし、いきなり申し込むのは不安が伴います。
強い意志がある方は全然OKですが、まずは無料の資料請求から行うのも1つの手です。
通信講座の詳細や申込方法は、次の記事を参考にしてください。
▷▷電験三種の合格者がおすすめする通信講座2選
▷▷SATでの無料資料請求と通信講座の受講方法
電験三種を独学で勉強するメリットとデメリット
不安な方に一言。
独学での合格は可能です。
ただし、電験三種を独学するメリットやデメリットについて最低限の把握が必要です。目の前にあるハードルがどれくらいなのかを見定めてください。
経験談ありで解説します。
電験三種を独学で勉強するメリット
独学のメリットがこちら。
- 資格取得にかかるコストが安い
- 学習スケジュールが調節しやすい
- 場所や時間に関係なく勉強できる
サクッとみていきましょう。
資格取得にかかる費用が安く済む
コストを安くして挑めるのがメリットの1つ目です。
例えば、資格学校などは20~30万円かかる場合があります。
独学であればテキスト4冊と問題集をあわせても2~3万円、通信講座を受講しても10~15万円以内で必要なものが揃います。
受験合格までに必要な投資額の低さが独学のメリットです。ただし、テキストを追加購入しすぎるのは無駄なので注意しましょう。
学習スケジュールを調節しやすい
独学は学習スケジュールが調節しやすいのも魅力です。4科目ある中から自分のペースで費やす時間や順番を決定できます。
カリキュラムを決められている場合は、自由度が少ないので自分のペースで勉強できずモチベーションの低下にもつながります。
資格取得までの勉強を既に経験している方でスケジュール管理を自分で行える人あれば、独学の方が向いていると言えます。
場所や時間に関係なく勉強できる
場所や時間に制限されず勉強できるのもメリットです。資格学校などに通った場合と比較すると自由度は独学の方が遥かに高くなります。
独学なら移動時間に関係なく、好きなタイミングで勉強を始められるので効率よく電験三種を対策できます。
ただし、誘惑に負けない力も必要なので難易度は少し高めですね。
電験三種を独学で勉強するデメリット
独学のデメリットがこちら。
- スケジュール管理が難しい
- わからない問題の解決方法が難しい
- 勉強の質を下げやすい
こちらもサクッとみていきましょう。
スケジュール管理が難しい
独学の場合、スケジュールの調節がしやすいことはメリットですが、スケジュール管理が難しいといった表裏一体のデメリットを伴います。
要するにダラダラと勉強する可能性があります。
「試験期間まで時間あるし後でいっか」みたいな感じですね。
電験三種は科目数が多く出題範囲も広いので問題の先延ばしは意味がありません。結果として時間が足りなくなる可能性大です。
こういったスケジュール管理には気をつけましょう。
わからない問題の解決方法が難しい
電験三種に限らず言えることですが、独学の場合、わからない箇所があったときに質問したり指摘してくれる人がいません。
全て自分自身で解決する必要があります。
ある程度の知識を身につけると問題ありませんが、それまではどこが間違っているのかもわからないので先に中々進めないことがあります。
このデメリットはモチベーションに対する影響も大きいので、あらかじめ対処法を用意しておきましょう。
勉強の質を下げやすい
独学は自分で全て決めるので勉強の質を下げやすいのもデメリットです。
「今日は疲れたからこのぐらいでいいや」といった感じです。厳しい意見ですが、これを繰り返してしまうと試験までの時間が足りなくなります。
僕自身も怠け癖が原因で合格まで2年以上かかりました。自分に厳しくして勉強を継続できるかが合格の分かれ道です。
独学は自分に厳しくいきましょう。
ただし、適度な休憩を挟むのはOKです。
電験三種を独学で勉強する際の心構え
結論としては、「覚悟」が大切。
長期戦になる試験です
1回目 | 28% |
---|---|
2回目 | 18% |
3回以上 | 22% |
未回答 | 32% |
上記は、令和元年度に受験した受験者の受験回数です。電気技術者試験センターにて統計データが掲載されています。
1回目と3回以上の方が多いですね。
つまり、電験三種は3年以上戦う可能性がある試験だということです。
ただし、何年も勉強するのは単純に疲れるので、1,2年で合格したいはず。だからこそ、覚悟を決めることが必要です。
世間では電験三種の勉強時間の目安が1,000時間と言われています。理論値ですが、各科目250時間、1日3~4時間の勉強を1年続けるといった計算ですね。
これは効率を上げることで短くできます。
ただし、独学者は効率を上げるのも難しいのが本音。
挫折する多くは知識の定着前です。
知識が定着し始めるとモチベが上がりやすくなります。
1年での合格を狙って知識を定着するまでの期間を乗り越えながら勉強しましょう。1年が無理な方は、科目合格制度を活用して3年以内で取得してください。
モチベの維持が想像以上に難しい
何度も繰り返しますが、モチベの維持が本当に大変です。
- 知識が定着せず説明がよくわからない
- 問題が思ったよりも解けない
- 勉強が面倒くさくなってくる
- 合格できる気がしない
こういった不安や悩みが原因。
結果として「今日はこのあたりでいいや。」ってなるんですよね。
解決法は、相談できる環境を作ること。
その際に前向きな意見を出してくれる人であることが大切です。
もしくは、自分なりのモチベーションの維持方法を見つけること。僕自身は何かに挑戦している人のドキュメンタリー番組を見て上げていました。参考程度ですが。
あらゆる手段のフル活用がおすすめ
今の時代であればYoutube等の動画サイトを活用しましょう。電験三種の合格者が解説している動画も簡単に見つかります。
テキストや問題集、通信講座以外にも動画を使って調べてみるのもおすすめです。
また、TwitterなどのSNSも活用しましょう。
モチベーションを維持するためのコツなどを呟いている方も見かけます。
試験専用のアカウントを作成して電験三種に挑戦する仲間から刺激を貰えますし、問題を解くためのコツを呟いている方も多くみかけます。
こういったSNSの活用もおすすめです。
(僕自身のTwitterはそのうち公開します。)
目標の明確化→独学がおすすめ
「独学の勉強方法もわかった。メリットやデメリット、心構えについても。なら、何から始めるのが良いの?」
おすすめは、目標を明確にすることです。
ゴールまでの距離がわからないマラソンを走るのは大変ですよね。
- 転職したいから1年で取得したい
- 〇年後就職する会社に資格が必要
- キャリアアップを狙いたい
目標は具体的なら何でもOK。
こういった目標がモチベーションを支えてくれます。
いきなりスタートしてもスケジュール管理やモチベーションの維持が難しく、結果として何もしないまま試験に臨むことも。(経験談)
まずは目標明確化→独学開始
明日からではなく即行動が大切です。
本記事で解説した内容はどれも実践的で即行動に移せるものなので、この機会に是非行動してみてください。
今回は、以上です。
おすすめの参考書と問題集
- これだけシリーズ|多くの受験者を合格に導いた参考書 ※人気と実績豊富。大きな失敗なしのシリーズ。
- 完全マスターシリーズ|電験三種受験テキスト ※徹底した解説と情報量が特徴。徹底して勉強したい方向け。
- 電験三種 完全攻略|4科目が収録された1冊 ※必要な知識を厳選して凝縮された1冊。既に電気の知識がある方向け。
- 電験三種 過去問題集|10年間の全問題・解答と解説 ※豊富な問題量と詳しい解説が特徴。科目ごとに取り外せる分冊も便利。
- 電験三種 実践10年問題集|実践的に解ける過去問題集 ※10年間の問題量と詳しい解説。解説が取り外せるのが特徴。
おすすめの動画教材
通信講座 | SAT | 翔泳社アカデミー |
---|---|---|
価格 | Eラーニング 108,800円(税抜) DVD講座 128,800円(税抜) Eラーニング・DVD 138,800円(税抜) |
Eラーニング 153,000円(税抜) DVD講座 153,000円(税抜) Eラーニング・DVD 163,000円(税抜) |
特徴 |
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おすすめ度 | ||
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