電験三種-勉強法

【電験三種】機械の効率的な勉強法と出題傾向、出題例について

Chapter.8 機械の傾向と対策

電験三種の機械の合格率は、4科目の中で1番低いです。

「電験三種で1番難しい科目は何ですか?」

この質問の答えは間違いなく「機械」です。
理由は簡単で「範囲が広く問題の難易度が高いから」です。

「実物を見たことないから全然分からない」
「自分が今、何を勉強しているのか分からない」
「どこから始めたら良いのかも分からない」

こういったことになりがちですね。(実体験)
「勉強している内容を具体的にイメージできるかできないか」が、機械を攻略する上での重要なポイントになります。

そこで今回は「機械の合格率を上げる勉強法」を紹介します。

本記事の内容
  • 前半:機械の問題例と出題傾向
  • 後半:機械の勉強方法

ざっくりとこんな感じです。
3分~5分で確認できるので、さっそく見ていきましょう。

  機械の出題例と特徴について

電気工事士 必要な資格

電験三種の機械は、次の範囲の中から出題されます。

  • 電気機器
  • 電動機応用
  • 電気加工
  • 照明
  • 電熱
  • 電気化学
  • パワーエレクトロニクス
  • メカトロニクス

とにかく範囲が広いです。

それでは、実際に出題された過去問題を見ていきましょう。

  過去に出題された機械の問題

電気技術者試験センターにて掲載されている平成30年度(2018年度)と平成29年度(2017年度)の問題を引用しています。

   電気機器

電気機器

   電動機応用

電動機応用

   照明

照明1 照明2

   電熱

電熱

   電気化学

電気化学

   パワーエレクトロニクス

パワーエレクトロニクス1 パワーエレクトロニクス2

   電力システムに関する情報伝送及び処理

電力システムに関する情報伝送及び処理

  過去問題から分かる機械の特徴

機械は、とにかく出題範囲が広いです。

「これ機械の問題か?」っていうような問題も出てきます。

僕自身もずっと思いながら勉強していました。
まずは、この出題範囲の広さを認知することが攻略への第1歩ですね。

また、出題の割合としては「計算問題:文章問題=6:4」といったような感じで、「数字の使わない計算問題」もあるのが厄介です。

文字式への対応もしておきましょう。

  機械の出題傾向について

機械の出題傾向について

機械の出題範囲は次のとおりです。

  • 電気機器
  • 電動機応用
  • 電気加工
  • 照明
  • 電熱
  • 電気化学
  • パワーエレクトロニクス
  • メカトロニクス
  • 電力システムに関する情報伝送及び処理

この9項目を更に細かく見ていきましょう。

  機械  各問題の出題率と傾向

各項目の10年間の出題傾向をまとめると次のようになりました。

機械 各問題の出題率と傾向1
機械 各問題の出題率と傾向2

  出題傾向から分かる機械の特徴

特徴は全部で2つあります。

まず1つ目。「回転機の出題率が高い」です。

出題範囲の広い機械の中で唯一、毎年7問近く出題されています。

付け加えるなら、そのほとんどがA問題として登場していますね。A問題はB問題と比較して、解きやすい部類に入ります。

回転機の分野をいかに攻略するかが、機械合格のポイントです。

そして2つ目。「回転機+変圧器+基本情報=60%」です。

つまりは合格することができます。

あくまで理論値としての話になりますが「この3項目で稼げるだけの点数を稼いで他の項目で攻略できるものを解く」といった戦略がセオリーです。

  • 変圧器
    ⇒約80%A問題で出題。
  • 基本情報
    ⇒約85%B問題で出題。

出題傾向としてはこんな感じですね。
補足しておくと、この3項目は「コツを掴んだら解きやすい」問題が多いです。

「パワーエレクトロニクス」が難しいため、稼ぎポイントとは言えませんが、基本情報なんかは選択問題で登場したら自信を持って選択できるレベルにはしておきましょう。

   出題率の高い分野は要チェック

機械では毎年出題されている問題はありません。
そのため、各分野を幅広く勉強する必要があります。

毎年出題されている分野はあるので見ていきましょう。

チェックポイント ”機械編”
  1. 回転機:直流機
    ⇒毎年1~2問出題。A問題が多め。
  2. 回転機:誘導機
    ⇒毎年1~2問出題。文章問題はA問題が多め。
  3. 回転機:同期機
    ⇒毎年2~3問出題。A問題が多め。
  4. 基本情報:論理回路
    ⇒毎年1問出題。A問題:B問題=5:5の出題率

範囲が広すぎて絞り込めてもこのぐらいです。

「回転機」「基本情報」などの問題は、コツさえつかめば解きやすい問題が多いので必ずマスターしておきましょう。

  機械の効率的な勉強法【ポイント3つ】

機械の効率的な勉強法【ポイント3つ】

「機械」の効率的な勉強法についてです。
結論からお話しすると、ポイントは3つあります。

  • 動画を活用してイメージする
  • 暗記ではなく理解する
  • 順番を決めて勉強する

サクッと見ていきましょう。

  動画を活用してイメージする

機械が難しい理由の1つとして「実物を見たことないから機械とか言われても分からない」といったことが挙げられます。

「実物を見たことがないから自分が今何を勉強しているのか分からない。」

管理人も実際そうなりました。
イラストだけ見せられてもって感じですよね。入り組んだ線と記号ばかりで正直意味不明です。

そんな時は動画メディア【Youtube】を活用しました。

「回転機」とか「電験三種 機械 〇〇」とかで検索をかけると意外にも引っかかりますよ。今の時代は進化しています。

こういった動画メディアは意外と役に立ちます。

映像で見ることでいつも以上に情報が入ってくるので理解がしやすいです。

また、線や文字ばかりで分からないと「勉強のやる気が激減する」のでそれの解消にもつながります。

勉強している箇所のイメージをしていきましょう。
映像は「脳裏で浮かび上がってくる感じ」なので凄くオススメの勉強法になります。

  暗記ではなく理解する

理論の勉強法において「理解よりもまず暗記した公式を使ってみよう」と言いました。それは、機械でも変わりません。

しかし、暗記だけでは合格できないのが機械です。

「回転機」を例に見てみます。

  • 直流機
  • 誘導機
  • 同期機

回転機の中で見ても3種類ありますが、これらすべて原理が違ってきます。

ただ、計算式などは非常に類似していることが多いです。

  • 自分は今、何を求めているのか?
  • 回転機のどの話をしているのか?
  • この問題ではどの知識を使うのか?

暗記だけでは、絶対に頭が混乱してしまいます。

そういったことにならないためにも、少しずつで構わないので「原理を理解する」ことに徹底しましょう。

公式を暗記してからでもOKです。
ただ、暗記の状態で終わらすのは絶対に辞めてくださいね。

2択を外して点を失うことになりますから。

  勉強する順番を決める

機械はとにかく出題範囲が多いので勉強する順番が大切です。

  1. 回転機:36%
  2. パワーエレクトロニクス:15%
  3. 変圧器:13%
  4. 基本情報:11%
  5. 電熱:7%
  6. 照明:6%
  7. 自動制御:6%
  8. 電動機応用:5%
  9. 電気化学:3%

出題率の高い順番は上記のとおりになります。

機械は、間違いなく「電験三種で1番時間を費やす科目」です。

そのため、勉強する順番を間違えてしまうと多くの時間を失うことになります。

まずは、試験の点数につながりやすい分野から勉強するようにしましょう!つまりは、出題率の高い分野から勉強するということです。

恐らく、パワーエレクトロニクスが非常に手こずる分野となるはずです。そのため、この分野だけは広く浅く勉強して、試験は解ける問題だけ解くのも1つの戦略です。

  さいごに

攻略ポイント! ”機械編”
  1. 機械の出題範囲はとにかく広い
  2. 演算問題:文章問題=6:4
  3. 回転機を徹底的に攻略する
  4. 回転機+変圧器+基本情報=60%
  5. 稼げる問題でひたすら稼ぐ
  6. 動画メディアで脳裏にイメージ
  7. 原理を必ず理解する
  8. 出題率の高い問題から勉強する

電験三種では、機械の攻略は非常に重要なポイントです。

「他の科目は合格できたのに機械だけが合格できない」

こういったことも良く耳にします。
また、その結果、科目が復活したりすると勉強に対するモチベーションはげっそり下がってしまいます。

なんて言葉も良く耳にします。それでもって、科目が復活したりすると勉強に対するモチベーションはげっそりですよ!

1年でとは言いません。必ず3年以内で電験三種を合格しましょう。

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鏡花
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『10年後も残る電気の仕事』をテーマに情報を発信中!|保有資格:電工一種・二種、電験三種、エネルギー管理士(電気)etc...
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