電験三種-勉強法

【電験三種】法規の効率的な勉強法と出題傾向、出題例について

Chapter.9 法規の傾向と対策

電験三種の法規は、理論と同じように合格率の変動が少ない科目です。

個人的にも「1番勉強しやすい科目」だと感じています。

というのも、法規って法律が変わらない限り試験範囲が広くなることがないじゃないですか?だから勉強しやすいなって感じたり、感じなかったりしますね。

加えて「電験三種唯一の暗記科目」である法規は攻略法も凄くシンプルです。

毎日コツコツと勉強すること

この一言に尽きますね。

学校のテストの用に短期間に集中して行う勉強では合格は厳しいです。
一夜漬けは論外なので絶対に辞めておきましょう。

今回は「法規の合格率を上げる勉強法」を紹介していきます。

本記事の内容
  • 前半:法規の問題例と出題傾向
  • 後半:法規の勉強法のポイント

ざっくりとこんな感じです。
3~5分程度で確認できるので、さっそく見ていきましょう。

  法規の出題例と特徴について

法規の出題例と特徴について

電験三種の法規は、次の範囲の中から出題されます。

  • 電気法規(保安に関するもの)
  • 電気施設管理

結果からお話しすると、法規の出題方法は非常にシンプルです。

  • A問題・・・95% 文章問題
  • B問題・・・95% 計算問題

この傾向で出題されます。

それでは、実際に出題された過去問題を見ていきましょう。

  過去に出題された法規の問題

電気技術者試験センターにて掲載されている平成28年度(2016年度)の問題を引用しています。

過去に出題された法規の問題1 過去に出題された法規の問題2 過去に出題された法規の問題3 過去に出題された法規の問題4

  過去問題から分かる法規の特徴

法規は文章問題を多く出題します。
B問題はほとんどが計算問題ですが、A問題はほとんどが文章問題です。

具体的な比率で表すなら「文章問題:計算問題=3:1」といったところですかね。

文章問題でどれだけの点数を稼げるかが法規攻略の重要なポイントとなります。

  法規の出題傾向について

法規の出題傾向について

法規の出題範囲は次のとおりです。

  • 電気法規(保安に関するもの)
  • 電気施設管理

この2項目を更に細かく見ていきましょう。

  法規  各問題の出題率と出題傾向

各項目の10年間の出題傾向をまとめると次のようになりました。

法規 10年間の出題傾向 (1)
法規 出題傾向のグラフ

  出題傾向から分かる法規の特徴

電験三種の中で「全出題数が少ない」のが法規です。

  • 法規
    ⇒A問題:12問、B問題:3問
  • 法規以外
    ⇒A問題:14問、B問題:3問

この構成で出題してきます。
問題数が少ないということは「1問当たりの配点が高い」ということであり、具体的には「A問題:6点、B問題:6~7点」といった感じです。

1問あたりのミスするリスクが大きいのが法規の特徴の1つです。

抑えておきたいポイントはもう1つあります。
それは「電気事業法+技術基準とその解釈=7割の点数」ということです。

文章問題のほとんどがこの2つで形成されています。

はっきり言えば「勉強しやすい」です。基本的に暗記していくことになるので応用も他の科目と比べて多くありません。法規は難しいといった先入観を持たれがちですが、実はそうでもなかったりします。

暗記が苦手な人は苦しい科目だと思います。
そういった場合は、後に紹介する「3つのポイント」を参考に勉強をしてみてください。

   法規は毎年同じ問題が出題されない

法規は2年に1度、過去問と似たような問題が出題されることはありますが、毎年同じような問題が出題されることは基本的にありません。

「法規の根本的理由」が原因だと個人的には考えています。

「法規を難しく方法がそれしかないから」といった理由です。凄くシンプルですね。

法規は法律なので内容が変化しません。範囲としてもそこまで広くなく、計算問題も特別難しいというわけではありません。「電気事業法」が土台なので対策も練りやすいです。

つまり、このような中で毎年似たような問題を出題すると合格率が限りなく高くなってしまいます。(それで良いと思うんですけどね…)

恐らく、試験の制作側が困るので毎年類似した問題は出題しないんじゃないかなって管理人は考えています。

  法規の効率的な勉強法【ポイント3つ】

法規の効率的な勉強法【ポイント3つ】

「法規」の効率的な勉強法についてです。

結論からお話しすると、ポイントは3つあります。

  • 毎日コツコツと勉強する
  • 計算問題を安定させる
  • 過去問は全部覚える勢いで勉強する

サクッと見ていきましょう。

  毎日コツコツ勉強する

法規に関しては毎日コツコツ勉強することが何より重要です。
少なくとも、毎日30分の勉強を1か月ぐらいの期間は見ておいた方が良いでしょう。

暗記のポイントとしては「エビングハウスの忘却曲線」が実践的です。

エビングハウスの忘却曲線
  • 20分後
  • 1時間後
  • 1日後
  • 1週間後
  • 1か月後

復習するタイミングは上記のとおりになります。

「効率的に脳に定着させる復習」が法規では凄く大切です。長い時間勉強するのが苦手って人には特にオススメですね。

加えて「起床後」「就寝前」は特に脳に知識が定着しやすいとのことです。管理人も実際に、起床後と就寝前に勉強してましたが効果はあります。

特に効果を感じたのは「起床後」です。脳がスッキリしていて驚異的に集中することができます。「就寝前」は仕事や学校の疲れがあるので、どちらかというと起床後にした勉強の復習をするのがベストでした。

このように、法規はコツコツと勉強していくことが大切です。

  計算問題を安定させる

法規は文章問題が多いです。
ただ、計算問題もいくつか出題されるので攻略は必須になります。

法規は文章問題が中心ですが、B問題では計算問題を中心に出題してくることが多いです。法規の計算問題は配点が高く、出題パターンは少ないので対策をしておくとで一気に点数を稼ぐことが可能です。

法規の計算問題は種類が何より少ないです。
「B問題の計算問題を安定して正解できるかどうか」が法規では大きなポイントになるので、対策はしておきましょう。

  過去問題は全部覚える勢いで勉強する

過去問を全部暗記してくださいと言っている訳ではありません。

  • 空欄補充問題
  • 誤っているものを選ぶ選択問題
  • 適切なものを選ぶ選択問題

法規の文章問題は、主にこの3種類です。

例えば、誤っているものを選択する問題であれば「誤っている1つの選択肢以外の4つは正しい」ということになりますよね?

であれば、一緒にこの4つも覚えておくと効率的です。

逆に正しいものを選択する問題の場合であれば「正しい1つの選択肢以外は誤っている」ことになります。

であれば、間違いを見つけて一緒に覚えておくと効率的です。

法規は、過去問を解くことで「復習+新しい知識付け」ができます。過去問を淡々と解くのではなく、全部覚えるような勢いで勉強していくと効率的に勉強を進めることができますよ。

  さいごに

攻略のポイント ”法規編”
  1. 法規は文章問題が出題
  2. 文章問題:計算問題=3:1
  3. 法規は出題数が少ない
  4. 法規は勉強しやすい
  5. 類似した問題は毎年出ない
  6. 毎日コツコツ勉強する
  7. 計算問題は安定させる
  8. 解答の選択肢はすべてが復習内容

法規は、短期間というよりかは長期的に勉強することが大切な科目です。

長期間で勉強する際は「明日から勉強しよう」となりがちですが、それは継続して勉強できない人が口を揃えて言うセリフです。

毎日30分でOKなので法規の勉強をしてください。
「5分だけ勉強」→「10分まで頑張ってみよう」→「30分まで集中するか」といったような感じの勉強の始め方がオススメです。

さっそく、勉強をスタートしましょう。

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鏡花
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『10年後も残る電気の仕事』をテーマに情報を発信中!|保有資格:電工一種・二種、電験三種、エネルギー管理士(電気)etc...
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