第二種電気工事士は年に2回実施される国家資格です。
受験される方は、試験日と合格発表日などの情報を集めておきましょう。
本記事では、上記の疑問を解決します。
試験 | 上期試験 | 下期試験 | ||
---|---|---|---|---|
区分 | 筆記試験 | 技能試験 | 筆記試験 | 技能試験 |
試験日 | 5月30日(日) | 7月18日(土) 7月19日(日) |
10月24日(日) | 12月18日(土) 12月19日(日) |
試験時間 | 10:00~12:00 13:00~15:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
10:00~12:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
※スクロールすると左右に動きます。
上記を深掘りして解説します。
第二種電気工事士の新しい情報を知りたい方は、必見です。
本記事の内容
上記の3本立てです。
第二種電気工事士の基本的な情報について詳しくご紹介します。
早速、みていきましょう。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、第二種電気工事士を取得済みです。電気に関する案件も50件以上受注しています。
第二種電気工事士の試験日と合格発表日
第二種電気工事士は年に2回実施しています。
最新の試験情報を確認しましょう。
第二種電気工事士の試験日
試験 | 上期試験 | 下期試験 | ||
---|---|---|---|---|
区分 | 筆記試験 | 技能試験 | 筆記試験 | 技能試験 |
試験日 | 5月30日(日) | 7月18日(土) 7月19日(日) |
10月24日(日) | 12月18日(土) 12月19日(日) |
試験時間 | 10:00~12:00 13:00~15:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
10:00~12:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
※スクロールすると左右に動きます。
筆記試験は、解く順番が大切です。
一方で技能試験は、時間の使い方がポイントです。
筆記試験は120分あるので問題が解けなくて困ることの方がが多いですが、技能試験は時間が短いので時間が足りなくて困ることの方が多いのが特徴です。
どちらも対策を練ることで一発合格は狙えます。
当日の戦略については、次の記事を参考にしてください。
▷▷第二種電気工事士 筆記試験当日の過ごし方
▷▷第二種電気工事士 技能試験当日の過ごし方
第二種電気工事士の合格発表日
試験区分 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
筆記試験 | 7月2日(金) | 11月下旬 |
技能試験 | 8月20日(金) | 1月下旬 |
第二種電気工事士の合格発表日は、試験の約1ヶ月後です。それまでは「電気技術者試験センター」にて自己採点で過ごしましょう。
合格発表は、毎年同じ時期にインターネットで確認する方法に加えて合格通知(試験結果通知書)が郵送されます。
合格発表時刻は午前9時30分頃です。
受験票の番号と照らし合わせて確認してください。
インターネットで合格発表の確認する方法
まずは「合格者一覧の検索」を選択してください。
合格発表日の際にはアクセスが集中するので、通常のトップページが合格発表用の画面に切り替わっています。
合否確認用の項目は常に表示されているため、いつでも確認は可能です。自分のタイミングで合否の確認を行いましょう。
「合格者受験番号検索」画面が表示されます。
試験の種別を選択して受験番号を入力してください。
下期試験は、第一種電気工事士の選択肢も表示されるので間違えないように第二種電気工事士を選択してください。
受験票を紛失した場合は合格通知書の郵送でのみ確認できます。
受験票は大事に保管しましょう。
選択・入力した確認画面が表示されます。
自分が受験した内容と間違いないか確認してください。
間違っている場合は「入力画面へ戻る」、正しい場合は「はい」を選択してください。
確認画面で「はい」をクリック後に表示されます。
受験番号の下に合格結果が表示されます。
合格時は「入力した受験番号は合格者一覧にあります。」と表示されます。
表示された方は、合格です。
表示されていない方は、不合格です。
合格時は免状申請、不合格時は状況に応じて筆記試験免除もあるので、次の試験に向けた行動をすぐに開始しましょう。
確認後は「こちら」をクリックしてください。
第二種電気工事士の申込みから合格発表まで
第二種電気工事士の必要な情報を網羅したい方向けです。
申込みから合格発表までの流れを整理しましょう。
サクッと解説します。
①:申し込み
試験種別 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
受付期間 (筆記) |
3月22日(木)~4月8日(木) | 7月下旬~8月中旬 |
受付期間 (技能) |
上記と同じ | 9月上旬~9月中旬 |
申込方法 | 書面(郵送)申込み インターネット申込み |
|
支払い方法 | クレジットカード決済 コンビニ決済 Pay-easy決済 銀行振込 ※ネット申込みの締め切り間近は、回線が込み合うので注意しましょう。 |
|
受験料 | 書面(郵送):9,300円(税別) インターネット:9,600円(税別) |
|
受験案内 | 「こちら」をクリック。 | |
案内書 配布開始 |
申込み期間開始の約1週間前 | |
受験資格 | 特になし。 学歴や年齢に関係なく受験可能。 |
※スクロールすると左右に動きます。
申込期間の約1週間前に試験案内の配布が開始します。
申込期間を過ぎると実力に関係なく、受験できないので注意しましょう。
具体的な申込みについては、次の記事をご覧ください。
②:受験票の送付
試験種別 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
発送予定日(筆記) | 5月14日(金) | 9月中旬 |
受験票が届かない際の申出期日(筆記) | 5月20日(木) | 9月下旬 |
発送予定日(技能) | 7月2日(月) | 11月中旬 |
受験票が届かない際の申出期日(技能) | 7月8日(木) | 11月下旬~12月上旬 |
※スクロールすると左右に動きます。
受験票は試験当日の約2週間前に届きます。登録した住所に申込者宛で発送されますが、受験票が届かない際は問合せしましょう。
一般社団法人 電気技術者試験センター
03-3552-7691
※平日午前9時~午後5時15分まで。土日・祝日を除く
問い合わせをすると適切な対処を受けられます。
試験会場などは受験票で確認するので、早急に入手しましょう。
試験地や試験会場は、次の記事を参考にしてください。
③:筆記試験
試験種別 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
試験日 | 5月30日(日) | 10月24日(日) |
試験時間 | 13:00~15:00 (120分) | 10:00~12:00 (120分) |
試験形式 | 四肢択一式 (マークシート) | |
試験範囲 | 1.電気に関する基礎理論 2.配電理論および配線設計 3.電気機器、配線器具ならびに電気工事用の材料および工具 4.電気工具の施工方法 5.一般用電気工作物の検査方法 6.配線図 7.一般用電気工作物の保安に関する法令 |
|
問題数と配点 | 一般問題:30問 (1問2点) 配線図問題:20問 (1問2点) 全体:50問 (計100点) |
|
合格基準点 | 60点以上 (30問以上の正答) |
※スクロールすると左右に動きます。
※2020年度の実施内容です。
第二種電気工事士の筆記試験は、全50問の四肢択一式で出題されます。計算問題や記号問題・写真問題など複数の種類で出題されるのが特徴です。
参考書や問題集を用いて効率的に勉強しましょう。
詳しい勉強方法については、次の記事をご覧ください。
▷▷第二種電気工事を攻略するための勉強方法
▷▷第二種電気工事士でおすすめの参考書と問題集
④:技能試験
試験種別 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
試験日 | 7月17日(土) 7月18日(日) |
12月18日(土) 12月19日(日) |
試験時間 | 11:30~12:10(40分) | 11:30~12:10 (40分) |
着席時間 入室禁止時刻 |
着席時刻:10時50分 入室禁止時刻:10時55分 |
着席時刻:10時50分 入室禁止時刻:10時55分 |
試験形式 | 与えられた材料で電気回路を時間内に完成させる | |
試験科目 | 1.電線の接続 2.配線工事 3.電気機器および配線器具の設置 4.電気機器、配線器具ならびに電気工事用の材料および工具の使用方法 5.コードおよびキャブタイヤケーブルの取付け 6.接地工事 7.電流、電圧、電力および電気抵抗の測定 8.一般用電気工作物の検査 9.一般用電気工作物の故障箇所の修理 |
|
合格基準 | 欠陥の有無 結線の正誤 |
※スクロールすると左右に動きます。
技能試験は、配布された材料で指定された配線図の回路を持参した工具で結線する試験です。事前に公開させる13問の候補問題から1問出題されるのが特徴です。
出題される問題が予想しにくく、試験当日にならないとわかりません。ただし、事前に複線図を予習しておくことは可能です。
候補問題を2~3周して対策しましょう。
必要な工具や候補問題の複線図は、次の記事をご覧ください。
▷▷技能試験でおすすめの工具セット
▷▷候補問題の複線図一覧
⑤:合格発表
試験区分 | 上期試験 | 下期試験 |
---|---|---|
筆記試験 | 7月2日(金) | 11月下旬 |
技能試験 | 8月20日(金) | 1月下旬 |
繰り返しますが、合格発表日は試験の約1ヶ月後です。発表当日になると電気技術者試験センターから合格通知(試験結果通知書)が郵送されます。
- インターネットによる確認
- 試験結果通知書による確認
確認の方法は上記のとおり。
当日は不安が伴いますが、午前9:30頃に結果が掲載されます。
受験番号を入力して、ホームページで「入力した受験番号は合格者一覧にあります。」と記載されていれば合格です。
第二種電気工事士の取得を目指す方は、合格目指して効率的な対策をしましょう。
試験結果通知書を紛失した場合
試験結果通知書が2週間以上経っても届かない場合や試験結果通知書を紛失した場合は、電気技術者試験センターに問合せしましょう。
一般社団法人 電気技術者試験センター
各種証明書等の発行及び再発行はこちらをクリック。
03-3552-7691
※平日午前9時~午後5時15分まで。土日・祝日を除く
紛失しても焦る必要はありません。
ただし、免状はすぐに入手したいので即行動は大切です。
不合格の理由は教えてくれません
もし、不合格でも理由は教えてくれません。
筆記試験はマークシート形式なので自己採点も行いやすいですが、技能試験は欠陥の有無が自分で判断しづらいので結果を受け入れましょう。
原因が思い当たらない場合には、次回の試験に向けて技能試験の候補問題を施工していきましょう。候補問題は上期も下期も同じです。
第二種電気工事士の合格発表後に取るべき行動
大切なのは、すぐに動くこと。
合格・不合格のどちらでも即行動が重要です。
筆記試験に合格したら
筆記試験に合格したら技能試験の対策を始めましょう。
技能試験まで時間はありますが、ゆっくり休む余裕はありません。
- +ドライバー
- -ドライバー
- 電工ナイフ
- ペンチ
- 圧着ペンチ
- ウォーターポンププライヤー
- スケール(メジャー)
- ストリッパー(任意)
必要な工具は上記のとおり。
コスパの良いものを購入したい方は、次の工具セットが1番おすすめ。
次の記事でも紹介しているので参考にしてください。
技能試験に合格したら
技能試験に合格したら免状申請をしましょう。
免状申請の際に試験結果通知書を提出するので、コピーを取っておくと便利です。
申請する都道府県によって、写真のサイズ・申請書類・申請先が異なるので、申請する都道府県の情報を確認して免状申請をしてください。
免状申請の手順や情報は、次の記事を参考にしてください。
▷▷第二種電気工事士の免状申請について
▷▷電気工事士の資格更新について
不合格者は次回への行動が大切
不合格時は次に向けて切り替えましょう。
第二種電気工事士は年に2回実施しているので、数ヶ月後に再挑戦できます。
筆記試験に合格して技能試験に不合格した場合は、次の受験時のみに限り筆記試験も免除されるので対策は取りやすくなります。
独学で勉強するのが不安な方は通信講座の受講もおすすめ。通信講座であれば、時間のない社会人の方でも隙間時間を活かして効率よく対策可能です。
自分に必要な行動をすぐにでも始めましょう。
まとめ:第二種電気工事士は汎用性高め
試験日と合格発表日をまとめます。
試験 | 上期試験 | 下期試験 | ||
---|---|---|---|---|
区分 | 筆記試験 | 技能試験 | 筆記試験 | 技能試験 |
試験日 | 5月30日(日) | 7月18日(土) 7月19日(日) |
10月24日(日) | 12月18日(土) 12月19日(日) |
試験時間 | 10:00~12:00 13:00~15:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
10:00~12:00 (120分) |
11:30~12:10 (40分) |
※スクロールすると左右に動きます。
上記のとおり。
第二種電気工事士は難易度と比較して汎用性の高い資格です。
第二種電気工事士を取得しておくと電気の専門知識を有している技術者として認められますし、経験を積むことで技術の向上も可能です。
他の電気の資格や技術系の資格に挑戦するのもおすすめで、新たな資格を取得することでキャリアアップや資格手当の支給も狙えます。
第二種電気工事士を取得して、今後の行動に役立てましょう。
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▷▷第二種電気工事士に合格するまでのロードマップ
▷▷第二種電気工事士に強いおすすめの通信講座
▷▷第二種電気工事士でおすすめの参考書と問題集
▷▷技能試験でおすすめの工具セット