電気工具

【失敗なし】電気工事士工具セットのおすすめ3選【選び方の結論】

電気工事士の工具は、実技(技能)試験仕事で必要です。
ただし、受験者自身が揃えるので失敗や金額面の不安を抱きます。

悩む受験者
悩む受験者
電気工事士の実技(技能)試験用の工具を購入したいんだけどおすすめはありますか?あと、失敗しないための方法や仕事でも使える工具セットについても知りたいな。ストリッパーや材料の購入も簡単に教えてください。

本記事では、上記の疑問を解決します。

おすすめの工具セット3選

※第一種向けの工具セットあり。
第一種電気工事士を見据えている人は「DK-11」を選択しましょう。DK-28の内容にワイヤーストリッパーとケーブルカッターが付属しています。

結論としては、上記がおすすめの工具セットです。

実際に購入して使用感を試しましたが全くの問題なし。失敗なく実技試験対策に臨めるので、自分にあったものを選択しましょう。

また、工具セットの購入はこの記事を読んでから考えてもOKです。
少しの間、お付き合いください。

本記事の内容

上記の3本立てです。
電気工事士の工具選びについて、経験談つきで丁寧にご紹介します。

早速、見ていきましょう。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

本記事を書いている僕は、第二種電気工事士を含む電気の資格を複数取得済みです。電気資格に関する案件も50件以上受注しています。

電気資格は複数取得している僕ですが、電気工具の購入に関しては盛大に失敗しています。総額17,000円近く出費しました。(同セット10,000円)

この失敗した経験を活かして失敗しない選び方を執筆します。
早速、見ていきましょう。

【失敗なし】電気工事士工具のセットのおすすめ3選

【失敗なし】電気工事士工具のセットのおすすめ3選

おすすめの工具セットがこちら。

おすすめの工具セット3選

※第一種向けの工具セットあり。
第一種電気工事士を見据えている人は「DK-11」を選択しましょう。DK-28の内容にワイヤーストリッパーとケーブルカッターが付属しています。

結論としては「DK-28」がおすすめ。
第一種も視野に入れている方は「DK-11」を選択しましょう。

これらのセットは、ストリッパーや便利アイテムの有無でしか違いはありません。
詳細を確認して自分に合ったものを選択してください。

ホーザン 電気工事士技能試験セット DK-28

基本セット DVDつき 練習部材つき
購入する 購入する 購入する

合格に必要な工具が全て揃う万人向きの1セットです。
迷った方は、とりあえずDK-28を選択すれば間違いありません。

DK-28の特徴

「悩んだらとりあえずこのセット」とおすすめできるくらいにはクオリティとコスパの良い工具セットとなっています。

ストリッパー付きでこの値段は正直反則です。通常全ての工具を揃えるとなると14,000円~15,000円くらいは必要ですね。(経験談)

また、セットの付属がかなり便利です。

工具入れって意外とありません。スーパーのレジ袋だと貫通しますし、新しく購入するのも面倒だったりします。

こういった細かな配慮も好印象の工具セットです。

工具選びに失敗したくない方でコスパよく購入したい方やストリッパーも一緒に揃えたい方は、とりあえずこのセットで解決します。

※タイトルをクリックすると開きます。読みたい方のみご覧ください。

DK-28の工具リスト

  • +ドライバー
  • −ドライバー
  • 電工ナイフ
  • ペンチ
  • 圧着工具
  • ウォーターポンププライヤー
  • スケール
  • VVFストリッパー
  • 工具入れ
  • 技能試験候補問題集

DK-28のメリット

・工具選びに失敗しない
⇒ストリッパー付きで全て揃う
・工具入れ・候補問題集付き
⇒収納場所と複線図に困らない
・2種と1種の両方で活躍
⇒仕事に就いても使える工具
・コスパ良し
⇒単品購入より約3,000円お得

DK-28のデメリット

特になし

DK-28はこんな方におすすめ

  • 工具選びに失敗したくない方
  • コスパよく工具を揃えたい方
  • ストリッパーも欲しい方

DK-28のラインナップ

※通販サイトのボタンをクリックすると商品詳細が開きます。

ホーザン 電気工事士技能試験セット DK-29

基本セット
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必要な工具を最低限だけ揃えた実力派向けの1セットです。

DK-29の特徴

実力特化主義で合格を狙いたい方におすすめの工具セットです。

前提としてストリッパーなしでも合格は十分に狙えます。割合的に見るとストリッパーの使用率は高めですが、最低限の工具で合格している方も少なくありません。

加えて、このセットは非常に実践的です。電工ナイフでの作業に慣れておくと、実際の仕事でも活かせる技術が身につきます。

ただし、欠陥の可能性には注意してください。

作業に慣れていないと時間的な余裕も無くなります。焦ると怪我をしやすくなるので他のセットよりも練度が必要です。

実践的な内容で試験に合格したい方や最低限の工具を購入したい方にはおすすめです。必要であれば、単品でストリッパーを購入するのも良いでしょう。

※タイトルをクリックすると開きます。読みたい方のみご覧ください。

DK-29の工具リスト

  • +ドライバー
  • −ドライバー
  • 電工ナイフ
  • ペンチ
  • 圧着工具
  • ウォーターポンププライヤー
  • スケール
  • 工具入れ
  • 技能試験候補問題集

DK-29のメリット

・全セットの中で最安値
⇒必要な工具が最低限揃う
・工具入れ・問題集付き
⇒収納場所と複線図が解決
・実力勝負で実践的
⇒練習すれば合格は十分可能

DK-29のデメリット

・時間的余裕が必要
⇒焦る可能性が1番高い
・欠陥になる可能性あり
⇒電工ナイフ中心であるため
・怪我に要注意
⇒焦りや力加減が大敵になるため

DK-29はこんな方におすすめ

  • 実践的な工具で臨みたい方
  • 最低限の工具のみ揃えたい方

DK-29のラインナップ

※通販サイトのボタンをクリックすると商品詳細が開きます。

ホーザン 電気工事士技能試験セット DK-17

基本セット
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必要な工具に便利アイテムが付いた試験特化型の1セットです。

DK-17の特徴

電気工事士の実技試験に合格するといった観点で特化した工具セットです。この工具セットには合格に便利なアイテムが付属しています。

合格クリップなどを使用することによって、圧着する電線同士を配線間違いせずスムーズに圧着できるといったメリットがあります。

地味に感じますが、リングスリーブを用いた圧着は、本数が多ければ多いほど太ければ太いほどやりにくくなります。圧着する瞬間にリングスリーブがズレたり、電線の1本だけ挿入が甘かったりするといったストレスを解消できます。

お金を少し多く支払ってでも合格したい気持ちが強い方にはお勧めの工具セットですね。便利アイテムで合格の可能性を少しでも高めましょう。

※タイトルをクリックすると開きます。読みたい方のみご覧ください。

DK-17の工具リスト

  • +ドライバー
  • −ドライバー
  • 電工ナイフ
  • VVFストリッパー
  • 圧着工具
  • ウォーターポンププライヤー
  • VVFストリッパー
  • スケール
  • 合格ゲージ
  • 合格クリップ
  • 合格マルチツール

DK-17のメリット

・工具選びに失敗しない
⇒ストリッパー付きで全て揃う
・合格アイテムが凄く便利
⇒施工時間の短縮につながる
・2種と1種の両方で活躍
⇒試験対策に特化している

DK-17のデメリット

・価格が他よりも高い
⇒お金を払える方はおすすめ
・問題集が付属していない
⇒別に用意する必要あり

DK-17はこんな方におすすめ

  • 必要な工具+便利アイテムが欲しい方
  • お金を少し多く支払ってでも合格したい方
  • 時間短縮を効率的にしたい方

DK-17のラインナップ

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よくある質問:ストリッパーは購入すべき?

電気工事士の実技(技能)試験で良くある質問の1つに「ストリッパーは購入すべきか?」というものがありますが、結論としてはYesです。

というのも、ここ近年で合格基準が変わりました。

  • 変更前
    軽欠陥3つもしくは重大欠陥1つでアウト
  • 変更後
    欠陥1つでアウト

上記のとおりです。
判定がシビアになりました。

特に、試験本番は緊張から普段よりも力が強めに入りがちなので電工ナイフだけだと正直不安な気持ちが強くなります。

繰り返しますが、欠陥1つでアウトなので可能性を下げられるストリッパーは個人的におすすめです。ストリッパー付きの工具セットが豊富に販売されているのでその中から選択しましょう。

第二種電気工事士のみを受験する場合は「DK-28」がおすすめです。加えて、第一種電気工事士も見据えている方は「DK-11」を選択しましょう。

【回数別】電気工事士実技(技能)試験用の材料と器具

【回数別】電気工事士実技(技能)試験用の材料と器具

実技(技能)試験に必要な材料と器具を揃えたい方向けです。

  • 電線+器具
  • 電線のみ
  • 器具のみ

上記を各試験ごとにまとめました。

僕自身の経験則ですが、候補問題を2~3周施工すれば合格する力は身につきます。実践あるのみです。

第二種電気工事士 技能試験 器具と材料

第二種電気工事士を受験される方向けです。
必要な材料と器具を通販サイトのボタンをクリックして購入してください。

電線+器具セット

電線と器具の両方が揃うセットです。

電線1回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線2回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線3回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線のみ

電線のみの購入はこちらからできます。

候補問題1周分

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

候補問題2周分

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

器具のみ

器具のみの購入はこちらからできます。

2021年度 技能試験対応

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

第一種電気工事士 技能試験 器具と材料

第一種電気工事士を受験される方向けです。
必要な材料と器具を通販サイトのボタンをクリックして購入してください。

追記:2021年度の情報が更新され次第、追記します。

電線+器具セット

電線と器具の両方が揃うセットです。

電線1回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線2回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線3回分+器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

電線のみ

電線だけの購入はこちらからできます。

候補問題1周分

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

候補問題2周分
第一種電気工事士技能試験セット モズシリーズ 電線2組(ふたくみ)セット 電線2回分

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

器具のみ

器具のみの購入はこちらからできます。

2021年度技能試験 器具セット

※通販サイトのボタンをクリックすると、商品詳細のページが開きます。

【選び方】電気工事士工具を購入する際のNGリスト

【選び方】電気工事士工具を購入する際のNGリスト

購入する際に避けたい選び方がこちら。

  • ホームセンターで購入する
  • 中古品を購入する
  • 単品購入ですべて揃える

これらは決して悪いわけではありません。
もったいないという観点からお話しします。

ホームセンターで購入する

僕自身はこれで失敗しました。

ホームセンターで購入した結果、17,000円近く出費したため通販での購入よりも5,000円以上お金を支払ったことになります。

  • 店まで行く必要がある
  • 欲しい工具を売ってないことがある
  • 売っている中から工具を選んでしまう
  • 結果、工具選びに間違える可能性あり

実際に感じたデメリットが上記のとおり。
特に「売っている中から選ぶ」といった点は要注意です。

店に行くと「この中ならこれで大丈夫そうかな?」といった感じで選択しまいがちですが、これが避けたい行動です。

結果、工具選びに失敗します。

解決策はシンプル。
工具数の多い通販で購入しましょう。

  • 品揃えの豊富さ
  • 自宅で購入可能
  • 購入者の口コミ

メリットが上記のとおり。
判断材料を確認しながら購入できるのが最大の魅力です。

工具の購入は安い買い物ではありません。
僕のように、同じ工具の購入を高い金額支払うことがないようにしてください。

中古品を購入する

  • メルカリ
  • ラクマ
  • ヤフオク

こういったサイトから購入するのは辞めましょう。

新品以外の工具は信用しない方が良いためです。
試験に用いる工具は必ず新品のものを選択してください。

  • 開閉が堅い
  • 少し使用後に壊れた
  • 仕事にあまり使えない

上記のデメリットがあります。
安く購入できるのは魅力ですが、買い直しするといった話もよく耳にします。

試験本番に壊れたり作業に鈍くなったりするのは避けたいですよね。合格できる試験が不合格になる可能性はゼロに近づけましょう。

試験に対する不安はゼロにしたいはず。
繰り返しますが、必要な工具の購入は新品を購入してください。

単品購入ですべて揃える

足りない工具の単品購入。これはOKです。
ただし、全ての工具を単品購入するのは避けてください。

理由は単純で「セット購入よりもお金がかかるから」です。
全ての工具を単品購入した場合の値段表を見てみましょう。

+ドライバー 560円
−ドライバー 560円
ペンチ 1,780円
電工ナイフ 1,700円
圧着工具 5,000円
プライヤー 1,200円
メジャー 1,000円
ストリッパー 3,000円

▷▷参照:電気工事士試験に必要な工具一覧

総額は11,800円です。
ストリッパーも同時購入すると14,800円。

同じセット内容の「DK-28」は約11,000円です。
+αで複線図一覧と工具入れが付属してこの値段なのが最大の魅力。

比較すると約3,000円お得なことがわかります。

同じ内容の工具を高い値段で購入することに意味はありません。コスパの良い工具セットでお得に揃えて差額で参考書や問題集を購入するのが100%良いですね。工具選びは失敗なしでいきましょう。

まとめ:電気工事士工具はセット購入が1番オトク

まとめ:電気工事士工具はセット購入が1番オトク

工具の購入に関する結論です。

電気工事士の工具はセット購入した方が「失敗せずに」「安く」「まとめて」購入できます。セット購入を前提として、後は自分のスタイルにあった内容を選択するのが効率もコスパも1番です。

上記のとおりです。

工具を揃える際には失敗しないことが大前提となるので、失敗しない確率が高い行動を選択していきましょう。

本記事でご紹介した工具セットを用いて候補問題の施工経験を効率よく積んでください。今回は、以上です。

おすすめの工具セット3選

※第一種向けの工具セットあり。
第一種電気工事士を見据えている人は「DK-11」を選択しましょう。DK-28の内容にワイヤーストリッパーとケーブルカッターが付属しています。

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▷▷第一種電気工事士 実技(技能)試験の複線図
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ABOUT ME
ワタル
電気科新卒→大手電力グループ会社に就職→2019年1月退職→ブログ立ち上げ→Webライターとしても活動中。【保有資格】第二種・第一種電気工事士、電験三種、エネルギー管理士(電気分野)、消防設備士乙6 他…
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