第二種電気工事士の受験には、申込みが必要です。申込期間が限られているため、受験を検討している方は忘れずに申込みを終わらせましょう。
本記事では、上記の疑問を解決します。
申込みしなければ第二種電気工事士は受験できません。「明日申込みしよう」と先延ばしにするのではなく、即行動しましょう。
上記を深掘りして解説します。
第二種電気工事士の申込方法について情報を知りたい方は、必見です。
本記事の内容
上記の3本立てです。
5分程度で確認できるので、少しの間お付き合いください。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、第二種電気工事士を含む複数の電気資格を取得済みです。電気資格に関する案件も50件以上受注しています。
【期限厳守】第二種電気工事士の申込みについて
申込み方法は2種類あります。
- 郵便申込み
- ネット申込み
上記のとおりです。
詳細を簡単に確認しましょう。
郵便申込み
郵便申込みの方法
受験案内に挟まれている申込書に必要事項を記載し、郵便局にて受験料を支払って申し込む方法
郵便申込みの特徴
- 受験案内を受け取る必要あり
- 支払いと申込みが同時
▷▷関連:第二種電気工事士の受験案内について
申込み費用
- 9,600円(+税)
ネット申込み
ネット申込みの方法
試験センターの公式サイトから申込み手順に従い、必要事項を記載して申し込む方法。受験費用は後払い。
ネット申込みの特徴
- 受験案内を受け取る必要なし
- 申込みと支払いが別々
申込み費用
- 9,300円(+税)
【補足】ネット申込みが楽でオススメです
個人的にはネット申込みがオススメです。
受験案内を受け取る必要がないので、簡単に申込みができます。
- 手軽に申込みたい方⇒ネット申込み
- 手堅く申込みたい方⇒郵便申込み
こんな感じですかね。
ネット申込みがオススメとは言いましたが、どちらでも大丈夫です。好きな方を選択してサクッと申込みを完了させてくださいね。
第二種電気工事士の郵便申込みについて
第二種電気工事士の郵便申込みについてです。受験案内に付属されている申込み用紙に必要事項を記載し、郵便局で支払いすることで申込みが完了します。
申込み用紙
申込用紙に記入する項目が次のとおり。
- 試験地
- 生年月日
- 性別
- アンケート(任意)
- 電話番号
- 筆記試験免除項目番号(該当者のみ)
- 住所・郵便番号
- 氏名(フリガナ)
上記の8項目です。
サクッとみていきましょう。
試験地
詳しい試験地は、受験案内に記載があります。
当ブログでも確認可能です。詳しくは「第二種電気工事士の試験地と試験会場」の記事をご覧ください。ただし、記載番号は受験案内で必ず確認しましょう。
生年月日
受験する方の生年月日を記入してください。
性別
受験する方の性別を選択してください。
アンケート
任意なので、記入しなくてもOKです。
受験案内に記載されている質問に解答します。
A・Bの問いに解答するだけなので、解答される方は当てはまるものを選択して記入してください。
電話番号
固定電話と携帯電話のどちらでもOKです。
日中、連絡のとれる番号を記載するようにしてください。
筆記試験免除項目
筆記試験免除者のみの記入欄になります。
初めて受験される方は、記入しなくて良い内容です。
免除項目1:前期筆記試験合格者
前期筆記試験の合格者が該当します。免除項目1の番号に〇をつけ、受験番号記入欄の部分に前期筆記試験時の受験番号を記載してください。
例:2021年度上期 筆記試験免除者⇒2020年度下期の受験番号を記入
免除項目2:該当する学校の卒業の課程をおさめる者
学校教育法による高等学校もしくは旧中等学校令による実業学校又はこれらと同等以上の学校において、電気工事士法で定める電気工学の課程を修めて卒業した者がこれに該当します。
免除の記載方法は次のとおりです。
- 筆記試験地の記入欄に「免除」と記入
- 免除申請欄の2の部分に「〇」を記入
- ”別途証明書類を送付する”に「〇」を記入
- 卒業した学校にて、筆記試験免除用証明書に学校長の証明印をもらう
- 押印された証明書の原本を試験センターへ簡易書留等で提出期限までに送付する。
以上の申請を行ってください。
免除項目3:電気主任技術者免状を有しているもの
電気主任技術者免状を有している方が該当します。
- 電験三種
- 電験二種
- 電験一種
いずれかに合格している方ですね。この場合は、「電気主任技術者免状のコピー」が必要になるので用意してください。
申込書の記載方法は、次のとおりです。
- 筆記試験地の記入欄に「免除」と記入
- 免除項目3の部分に「〇」を記入
- 「別途証明書類を送付する」に「〇」を記入
- 提出書類の余白に受験申込書に印字のある固有番号、氏名(カナ)を記入
- 提出書類を試験センターへ簡易書留等で提出期限までに送付する。
以上の記載でOKです。
第一種電気工事士でも免除になるので覚えておきましょう。
免除項目4:係員の試験に合格した方
係員の試験に合格した方が該当します。
- 合格証明書
- 国家試験合格証のコピー
どちらかが必要です。
試験の時までに用意してください。
申込書の記載方法としては、次のとおりです。
- 筆記試験地の記入欄に「免除」と記入
- 免除項目4の部分に「○」を付ける
- ”別途証明書類に送付する”に「〇」を記入
- 提出書類の余白に受験申込書に印字のある固有番号、氏名(カナ)を記入
- 提出書類を試験センターへ簡易書留等で提出期限までに送付する。
以上の記載でOKです。
提出期限に忘れず書類を用意してください。
免除項目5:電気技術の知識経験を有する者
電気技術に関し、相当の知識経験を有すると認定された方が該当します。
- 自家用電気工作物主任技術者技能認定証明書のコピー
- 自家用電気工作物主任技術者技能認定書のコピー
どちらかが必要です。
申込書の記載方法については、次のとおりです。
- 筆記試験地の記入欄に「免除」と記入
- 免除項目5の部分に「○」を記入
- 別途証明書類を送付するに「〇」を記入
- 提出書類の余白に受験申込書に印字のある固有番号、氏名(カナ)を記入
- 提出書類を試験センターへ簡易書留等で提出期限までに送付する。
以上の記載でOKです。
忘れたら免除にならないので気をつけてくださいね。
住所・郵便番号
現住所と郵便番号を記入してください。
氏名【フリガナ】
受験される方の氏名を記入してください。
カタカナでの記載です。
郵便局にて振込みを済ませて完了
お近くの郵便局で支払いを済ませて終了です。
試験の合格に向けて必要な対策をしていきましょう。
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第二種電気工事士のネット申込みについて
第二種電気工事士のネット申込みについてです。基本的には順序に従って必要事項を乳録するだけなので、簡単に申込みできます。
画像付きで解説します。
各手順を詳しく見ていきましょう。
HPからインターネットの申込みを選択
電気技術者試験センターのホームページ下側にある「インターネット受験申込み」のボタンをクリックしてください。
受験申込みの概要を確認
上記のページに移動します。
試験についての概要説明を記載したページです。
概要を確認した後、画面下部にある「申込みする」をクリックしてください。
申込みの種類を選択
申込みの種類を選択するページに移動します。
- 個人の受験者
⇒画面枠部の申込みボタンをクリック - 団体申込みの方
⇒団体用の申込みボタンをクリック
該当するボタンをクリックしてください。
ちなみに、多くの受験者が個人に該当するので、画像の枠で囲っている申込みボタンになります。
試験種別を選択
試験種別の選択画面に移動します。
選択肢の中から該当するものを選択してください。(撮影時は上期試験時のものになりますがここは申込みのタイミングによって異なります)
受験案内を確認
選択後、受験案内のPDFを確認する必要があります。
ホームページでも確認することができますが、パソコンで申込みをしている方は念のため保管しておきましょう。スマホの方は、スルーで大丈夫です。
受験案内を確認後「同意する」を選択して次に進んでください。
試験区分を選択
試験区分の選択です。
初めて受験される方は「筆記試験 受験者」の項目を選択してください。
免除者の方は受験案内の指示に従って選びましょう。
筆記試験 新規受験申込書を記入
申し込み完了まであと少しです。
申込書の「※必須」部分を含めて記入してください。
試験地は選択肢の中から選ぶことができます。
アンケート(任意)
アンケートの回答は任意です。
回答はすべて選択肢の中から選ぶものなので、1~2分で完了します。
申込み内容を確認→申込み完了
お疲れ様でした。
申込み内容を確認した後、申込みが完了します。
あとは受験料を振り込んで終了です。
オススメなのは申し込み当日に振り込んでおくことですが、タイミングを合わせて振り込むのでも大丈夫です。ただ、忘れないようにだけ注意してくださいね。
申込みが完了したら試験合格に向けて対策を始めましょう。
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さいごに
第二種電気工事士は、申込みが開始されたらすぐに申込みしましょう。申込み後は、筆記試験に向けて対策を即始めましょう。
1~2ヶ月の期間で計画的に対策すると合格する力は身につきます。参考書や問題集、社会人で時間のない方は通信講座を活用して効率よく対策してください。
「参考書や問題集が多くてどれを選んだら分からない」「工具って何が必要なの?」といった方は、こちらの記事も参考になれば幸いです。
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