電工一種-技能試験

【候補問題No.5】第一種電気工事士技能試験の単線図と複線図を解説

2020年度に実施される第一種電気工事士技能試験の候補問題No.5について、単線図と複線図の書き方について解説します。

悩む受験者
悩む受験者
候補問題No.5の複線図を解説してください。できれば画像付き分かりやすく教えて欲しいな。

本記事では、上記の疑問を解決します。
技能試験では「単線図」の状態から「複線図」に書き直す力が必要です。

候補問題を2周ほどやり込めば複線図を書く力は身に付きます。
レポート用紙やノートなどを用意していただいて一緒に書き進めてくださいね。

サクッと見ていきましょう。

本記事の信頼性

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完成した複線図

候補問題No.5の単線図と複線図の解説

候補問題No.5の単線図と複線図の解説

候補問題No.5の単線図と複線図の解説です。

  • 書く順番をあらかじめ決めておく
  • ひたすらに数をこなす

この2つを反復して練習することで素早く書くことができます。
解説と一緒に読み進めていきましょう。

候補問題No.5 単線図

候補問題No.5 単線図
準備物【電線】
  • KIP8mm:500mm
  • VVF1.6mm×2芯:1000mm
  • VVF1.6mm×3芯:950mm
  • VVF2.0mm×3芯:600mm
  • IV5.5mm(緑):200mm
  • IV1.6mm(緑):100mm
準備物【器具】
  • ブロック端子2P(大):2個
  • ブロック端子6P(小):1個
  • 動力用コンセント3P15A:1個
  • 埋込連用取付枠:1個
  • パイロットランプ(赤):1個
  • パイロットランプ(白):1個
  • アウトレットボックス:1個
  • ゴムブッシング(19):2個
  • ゴムブッシング(25):4個
  • リングスリーブ(小):4個
  • リングスリーブ(中):2個

候補問題No.5 複線図

複線図を書く手順は全部で9手順あります。

  1. 単線図どおりに器具を配置
  2. 電源の白線と該当する器具を接続
  3. 電源の黒線と該当する器具を接続
  4. 電源の赤線と該当する器具を接続
  5. 負荷側の白線と該当する器具を接続
  6. 負荷側の黒線と該当する器具を接続
  7. 負荷側の赤線と該当する器具を接続
  8. アース線を記入
  9. 詳細を記入して完成

慣れれば3~5分で書くことができます。
サクッと見ていきましょう。

手順1:単線図どおりに器具を配置

まずは、単線図どおりに器具を配置しましょう。

  • 施工省略箇所
  • スイッチと器具の概要

この2つに気をつけて配置すればOKです。
候補問題No.5においては、次のようになりますね。

黒線:黒,白線:青,赤線:赤,アース線:緑色で表しています。

手順1:単線図どおりに器具を配置

手順2:電源の白線と該当する器具を接続

電源の白線と該当する器具を接続します。

  • 端子台の電源側V相
  • パイロットランプ(白)
  • その他負荷

上記3つが該当します。

基本的に白線は接地相を表しているので接続する器具が変わることはありません。間違えないように早い段階で終わらせておくと効率的です。

実際に接続するとこんな感じになります。

手順2:電源の白線と該当する器具を接続

手順3:電源の黒線と該当する器具を接続

次に電源の黒線と該当する器具を接続します。

  • 端子台の電源側W相
  • その他負荷

上記2つが該当します。
特に迷う部分でも無いのでパパッと記入しましょう。

手順3:電源の黒線と該当する器具を接続

手順4:電源の赤線と該当する器具を接続

電源の赤線と該当する器具を接続します。
電源側の接続としては、これが最後になります。

  • 端子台の電源側U相
  • その他負荷

該当するのは上記2つです。

黒線と同じような方法なので、迷うところはありません。次のようになっていれば大丈夫です。

手順4:電源の赤線と該当する器具を接続

手順5:負荷側の白線と該当する器具を接続

次に負荷側の接続をしていきましょう。
まずは、負荷側の白線と該当する器具を接続します。

  • パイロットランプ(赤)
  • コンセント

上記2つがこれに該当します。

これについては難しく考える必要はありません。いつもと同じように接地相と器具との接続を行っている段階です。

実際に接続すると次のようになります。

手順5:負荷側の白線と該当する器具を接続

手順6:負荷側の黒線と該当する器具を接続

続いて、負荷側の黒線と該当する器具を接続します。

  • パイロットランプ(赤)
  • コンセント

上記2つがこれに該当します。
基本的なことは白線と同じになります。ただ、間違えないようにだけ要チェックです。

手順6:負荷側の黒線と該当する器具を接続

手順7:負荷側の赤線と該当する器具を接続

後は、負荷側の赤線と該当する器具を接続すればほぼ完成です。

今回は「コンセント」だけが該当しますね。
1つだけなので特に間違える心配もなしです。

手順7:負荷側の赤線と該当する器具を接続

手順8:アース線を記入

どこかのタイミングで忘れずにアース線を記入しましょう。

今回はこのタイミングですが、どの時でも大丈夫です。忘れないようにだけ気をつけてくださいね。

手順8:アース線を記入

手順9:詳細を記入して完成

最後に、具体的な詳細を記入して複線図の完成です。

  • 電線の色
  • リングスリーブの刻印

施工条件を確認しながらこの2つを記入しましょう。
圧着の刻印については、こちらの画像を参考にしてください。

リングスリーブ 選定 表

複線図の作図としては以上になります。
他の候補問題の複線図も同じように作成していきましょう。

候補問題No.5  完成した複線図
手順9:詳細を記入して完成

【補足】ケーブルストリッパーを使うと作業効率アップ

【補足】ケーブルストリッパーを使うと作業効率アップ

「KIPケーブルが硬くて剥きにくい」
「毎回力づくで剝いてるから疲れる」

管理人自身もこれにストレスを感じていました。

力で強引に剝いていると怪我のリスクも高くなり、握力が無くなるのか手の感覚が変に感じたりもします。

そこでオススメなのが「タジマ ムキチョッパDK-MC40」です。

  • CVケーブル
  • CVTケーブル
  • KIP

これらの電線はスムーズに剥けます。

実際に使用したところ、VVRも剝くことができますが、切れ味が良いので少しだけコツが必要になります。

この工具を扱うことで安全に時短を狙うことが可能です。

VVFストリッパーも持っているのであれば、電工ナイフをほぼ使わずに施工できるので怪我のリスクもかなり低くなりますよ。

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鏡花
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