電工一種-技能試験

【第一種電気工事士 技能試験】候補問題No.4の単線図と複線図の解説

2019年度に実施される第一種電気工事士技能試験の候補問題No.4についての解説です。

試験では「単線図」の状態で出題されます。
単線図から「複線図」へは自分で書き直す力が必要です。

ここでは「単線図」から「複線図」が完成するまでの流れを書き方と一緒に紹介していきます。レポート用紙でもノートでも構いませんので一緒に書き進めてくださいね。

さっそく、見てきましょう。

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完成した複線図

  候補問題No.4の単線図と複線図の解説

候補問題No.4の単線図と複線図の解説

候補問題No.4の単線図と複線図の解説です。

  • 各順番をあらかじめ決めておく
  • ひたすらに数をこなす

この2つを反復して練習することで素早く書くことができるようになります。

解説と一緒に読み進めていきましょう。

  候補問題No.4 単線図

候補問題No.4 単線図
準備物【電線】
  • KIP8mm:200mm
  • VVF1.6mm×2芯:1050mm
  • VVF1.6mm×4芯:450mm
  • VVF2.0mm×2芯:550mm
  • VVF2.0mm×3芯(黒白緑):300mm
  • IV5.5mm(緑):200mm
  • IV1.6mm(緑):100mm
準備物【器具】
  • ブロック端子3P(大):1個
  • ブロック端子3P(小):1個
  • ランプレセプタクル:1個
  • 引っ掛けシーリング:1個
  • 単極スイッチ(埋込型):1個
  • 接地極付コンセント(埋込型):1個
  • パイロットランプ白(埋込型):1個
  • 埋込連用取付枠:1個
  • アウトレットボックス:1個
  • ゴムブッシング(19):2個
  • ゴムブッシング(25):3個
  • リングスリーブ(小):3個
  • リングスリーブ(中):1個

  候補問題No.4 複線図

複線図を書く手順は全部で7手順あります。

  1. 単線図どおりに器具を配置
  2. 200V回路を接続
  3. 電源の接地側と該当する器具を接続
  4. 電源の非接地側と該当する器具を接続
  5. コンセントのアース線を接続
  6. スイッチと該当する器具を接続
  7. 詳細を記入して完成

慣れれば3~5分で書くことができるようになります。
サクッと見ていきましょう。

   手順1:単線図どおりに器具を配置

まずは、単線図どおりに器具を配置しましょう。

  • 施工省略箇所
  • スイッチと器具の概要

この2つに気をつけて配置すればOKです。
候補問題No.4の場合は次のようになりますね。

黒線:黒,白線:青,赤線:赤,アース線:緑色で表しています。

手順1:単線図どおりに器具を配置

   手順2:200V回路を接続

200V回路はすぐに結線することができます。
後に残しておくと100V回路と間違える可能性があるので、先に終わらせておく方がオススメです。

今回の問題では「施工省略箇所」が該当します。
特に施工する必要がないのでラッキーですね。複線図で表すとこんな感じです。

手順2:200V回路を接続

   手順3:電源の接地側と該当する器具を接続

次に、電源の接地側(白線)と該当する器具を接続します。

  • ランプレセプタクル
  • 引っかけシーリング
  • パイロットランプ
  • コンセント
  • その他負荷

上記5つが該当します。
「パイロットランプ」「コンセント」については渡り線を用いて接続します。

実際に接続するとこんな感じです。

手順3:電源の接地側と該当する器具を接続

   手順4:電源の非接地側と該当する器具を接続

次に、電源の非接地側(黒線)と該当する器具を接続します。

  • スイッチ
  • コンセント
  • その他負荷

上記3つが該当します。
「スイッチ」「コンセント」は渡り線を用いての接続です。実際に施工する際に渡り線を忘れないようにしてくださいね。

実際に接続するとこんな感じです。

手順4:電源の非接地側と該当する器具を接続

   手順5:コンセントのアース線を接続

No.4のコンセントはアース線の接続が必要になります。
サクッと済ませておきましょう。

手順5:コンセントのアース線を接続

   手順6:スイッチと該当する器具を接続

あとは、残りの器具を施工条件どおりに接続するだけです。

  • スイッチとパイロットランプ
  • ランプとランプレセプタクル
  • ランプと引っかけシーリング

間違えないように接続しましょう。
ここまで終わると完成まではあと僅かです。

手順6:スイッチと該当する器具を接続

   手順7:詳細を記入して完成

最後に、具体的な詳細を記入して複線図は完成です。

  • 電線の色
  • リングスリーブの刻印

施工条件を確認しながらこの2つを記入しましょう。
圧着の刻印については、こちらの画像をご覧ください。

リングスリーブ 選定 表

複線図の作図としては以上になります。
他の候補問題の複線図も同じように作成していきましょう。

   候補問題No.4  完成した複線図
手順7:詳細を記入して完成

  おまけ:KIPを安全に剥ける工具

「KIPケーブルが硬くて剥きにくい」
「毎回力づくで剝いてるから疲れる」

管理人自身もこれにストレスを感じていました。
力で強引に剝いていると怪我のリスクも高くなり、握力が無くなるのか手の感覚が変に感じたりもします。

そこでオススメなのが「タジマ ムキチョッパDK-MC40」です。

  • CVケーブル
  • CVTケーブル
  • KIP

これらの電線はスムーズに剥けます。
実際に使用したところ、VVRも剝くことができますが、切れ味が良いので少しだけコツが必要になります。

この工具を扱うことで安全に時短を狙うことが可能です。
VVFストリッパーも持っているのであれば、電工ナイフをほぼ使わずに施工できるので怪我のリスクもかなり低くなりますよ。

※通販サイトのボタンをクリックすると商品詳細のページが開きます。

▷▷関連:【単品購入用】電気工具の一覧リスト

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鏡花
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『10年後も残る電気の仕事』をテーマに情報を発信中!|保有資格:電工一種・二種、電験三種、エネルギー管理士(電気)etc...
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