電工一種-技能試験

【第一種電気工事士 技能試験】候補問題No.2の単線図と複線図の解説

2019年度に実施される第一種電気工事士技能試験の候補問題No.2についての解説です。

試験では「単線図」の状態で出題されます。
単線図から「複線図」へは自分で書き直す力が必要です。

ここでは「単線図」から「複線図」が完成するまでの流れを書き方と一緒に紹介していきます。レポート用紙でもノートでも構いませんので一緒に書き進めてくださいね。

さっそく、見てきましょう。

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完成した複線図

  候補問題No.2の単線図と複線図の解説

候補問題No.2の単線図と複線図の解説

候補問題No.2の単線図と複線図の解説です。

  • 各順番をあらかじめ決めておく
  • ひたすらに数をこなす

この2つを反復して練習することで素早く書くことができるようになります。

解説と一緒に読み進めていきましょう。

  候補問題No.2 単線図

候補問題No.2 単線図
準備物【電線】
  • KIP8mm:200mm
  • VVF1.6mm×2芯:550mm
  • VVF1.6mm×3芯:1100mm
  • VVF2.0mm×2芯:550mm
  • IV5.5mm(黒):200mm
  • IV5.5mm(白):200mm
  • IV5.5mm(緑):200mm
準備物【器具】
  • ブロック端子3P(大):1個
  • ブロック端子3P(小):1個
  • 配線用遮断器:1個
  • ランプレセプタクル:1個
  • 単極スイッチ(埋込型):1個
  • 3路スイッチ(埋込型):1個
  • 埋込連用取付枠:1個
  • アウトレットボックス:1個
  • ゴムブッシング(19):3個
  • ゴムブッシング(25):1個
  • リングスリーブ(小):4個
  • 差込型コネクタ(2本用):1個
  • 差込型コネクタ(3本用):2個

  候補問題No.2 複線図

複線図を書く手順は全部で7手順あります。

  1. 単線図どおりに器具を配置
  2. 200V回路を接続
  3. 電源線とブレーカーを接続
  4. 電源の接地側と該当する器具を接続
  5. 電源の非接地側と該当する器具を接続
  6. 器具と器具を条件どおりに接続
  7. 詳細を記入して完成

慣れれば3~5分で書くことができるようになります。
サクッと見ていきましょう。

   手順1:単線図どおりに器具を配置

まずは、単線図どおりに器具を配置しましょう。

  • 施工省略箇所
  • スイッチと器具の概要

この2つに気をつけて配置すればOKです。
候補問題No.2の場合は次のようになりますね。

黒線:黒,白線:青,赤線:赤,アース線:緑色で表しています。

手順1:単線図どおりに器具を配置

   手順2:200V回路を接続

200V回路はすぐに結線することができます。
後に残しておくと100V回路と間違える可能性があるので、先に終わらせておく方がオススメです。

今回の問題では「施工省略箇所」が該当します。
特に施工する必要がないのでラッキーですね。複線図で表すとこんな感じになります。

 

手順2:200V回路を接続する

   手順3:電源線とブレーカーを接続

No.2では「配線用遮断器」が登場するため、電源線の白線・黒線共にブレーカーと接続する必要があります。

下記のようになっていれば大丈夫です。

手順3:電源線とブレーカーを接続

   手順4:電源の接地側と該当する器具を接続

次に、電源の接地側(白線)と該当する器具を接続します。

  • ランプレセプタクル
  • その他負荷

上記2つが該当します。
白線を接続する器具は基本的に変わることがないので先に済ませておくと間違いを少なくすることができます。

実際に接続するとこんな感じです。

手順4:電源の接地側と該当する器具を接続

   手順5:電源の非接地側と該当する器具を接続

次に、電源の非接地側(黒線)と該当する器具を接続します。

  • スイッチ
  • その他負荷

上記2つが該当します。
白線と同じで黒線と接続する器具も基本的に変わることがないので一緒に終わらせておくとスムーズに進みます。

ランプレセプタクルの展開図は次の画像を参考にしてください。

この展開接続図どおりになっていればOKです。
実際に接続するとこんな感じになります。

手順5:電源の非接地側と該当する器具を接続
   No.2の3路スイッチは用途が違う

今回の3路スイッチは普段と用途が違います。

「2つ組み合わせて2か所で入り切りする」ためのものではなく、「0端子を基準として1端子と3端子の回路を切り替える」ためのスイッチです。

   手順6:器具と器具を条件どおりに接続

あとは、残りの器具を施工条件どおりに接続するだけです。

  • スイッチとランプレセプタクル
  • 端子台3番と3路スイッチ

間違えないように接続しましょう。
ここまで終わると完成まであとわずかですよ。

手順6:器具と器具を条件どおりに接続

   手順7:詳細を記入して完成

最後に、具体的な詳細を記入して複線図の完成です。

  • 電線の色
  • リングスリーブの刻印

施工条件を確認しながらこの2つを記入しましょう。
圧着の刻印については、こちらの画像を参考にしてください。

リングスリーブ 選定 表

複線図の作図としては以上になります。
他の候補問題の複線図も同じように作成していきましょう。

   候補問題No.2  完成した複線図
手順7:詳細を記入して完成

  おまけ:KIPを安全に剥ける工具

「KIPケーブルが硬くて剥きにくい」
「毎回力づくで剝いてるから疲れる」

管理人自身もこれにストレスを感じていました。
力で強引に剝いていると怪我のリスクも高くなり、握力が無くなるのか手の感覚が変に感じたりもします。

そこでオススメなのが「タジマ ムキチョッパDK-MC40」です。

  • CVケーブル
  • CVTケーブル
  • KIP

これらの電線はスムーズに剥けます。
実際に使用したところ、VVRも剝くことができますが、切れ味が良いので少しだけコツが必要になります。

この工具を扱うことで安全に時短を狙うことが可能です。
VVFストリッパーも持っているのであれば、電工ナイフをほぼ使わずに施工できるので怪我のリスクもかなり低くなりますよ。

※通販サイトのボタンをクリックすると商品詳細のページが開きます。

▷▷関連:【単品購入用】電気工具の一覧リスト

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鏡花
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『10年後も残る電気の仕事』をテーマに情報を発信中!|保有資格:電工一種・二種、電験三種、エネルギー管理士(電気)etc...
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