電気工事士試験によくある質問として「ストリッパーは購入した方が良いですか?」と言ったものがあります。結論からお話すると「Yes」です。
本記事では、上記の疑問を解決します。
ストリッパーの購入を反対する人はごく少数です。僕自身が受験した際も試験会場の6~7割近くの受験者がストリッパーを使用していました。一種を受験した際は「カチカチ」と音が鳴り響いてましたね。
上記のとおりです。
本記事は、ストリッパーの購入を検討している方に必見の内容です。
本記事の内容
- VVFストリッパーのおすすめ2選
- ストリッパーを購入した方が良い3つの理由
- ストリッパーを購入する前に知っておくべきこと
上記の3本立てで解説していきます。電気工事士の必須工具になりかけている「ストリッパー」について丁寧にご紹介します。
無理やり剥いてると手の感覚がおかしくなる電線の被覆が「スルッ」と剥けるのがストレスフリーで超絶気持ちいいですね。
早速、見ていきましょう。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、電気の資格を複数取得済みです。ブログ歴2年で、電気資格に関する案件を50件以上受注しています。
【厳選】VVFストリッパーのおすすめ2選
技能試験でおすすめのストリッパーは2つあります。どちらが良いというよりかは「どちらも良い」というのが実際の感想です。
おすすめのVVFストリッパー2選
- VVFストリッパー|価格の安いものを選ぶならこちら。 ※軽く握って剥く。剥く際は自分でスライドさせる
- VVFストリッパー(機械式)|作業の手軽さを重視するならこちら。 ※機械式で握るだけで自動で剥ける。
2つの性能に大きな差はありませんが「受験者がどこまで求めるか」によって使用するものがわかれます。
どちらを選択しても、作業効率が大幅に上昇することは間違いないので好みに合わせて選択してください。
VVFストリッパー
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VVFストリッパーはこんな方向け
- 素早く正確に作業したい方
- コスパ良く購入したい方
- 合格の可能性を上げたい方
- 怪我のリスクを減らしたい方
VVFストリッパーは、ケーブルの太さと本数にあわせて剥きます。軽く握るだけで剥くことが可能で、思いっきり握ったとしても被覆に傷が付くことはありません。
これは、実際に使用している時の写真です。
こんな感じで使用していきます。
本当に軽い力で剥くことが可能なので、電工ナイフと比較すると「正確で安全」に作業効率がアップします。
「作業時間に不安だし自分は不器用」だと思っているならば「VVFストリッパー」を絶対に購入した方が良いでしょう。
VVFストリッパー(機械式)
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VVFストリッパー(機械式)はこんな方向け
- 手軽にサクサク作業したい方
- 作業効率を底上げしたい方
- 怪我のリスクを減らせる方
- 8,000円支払える方
VAストリッパーは、サイズを合わせて握るだけで『カチッ』って音がして勝手に剥いてくれます。
電工ナイフとどっちが早いかは比べるまでもありません。
作業効率の手軽さで言えば『VVFストリッパー』よりもこちらの方が優れています。
価格は7,000円と高いですが、これ1つで合格率が大幅に向上すると思えば今後のことも考えて今購入しておいて損はありません。
「多少お金をかけてでも絶対に合格してやるんだ」と強く思っているのであれば「VAストリッパー」を選択してください。
どちらを選んでも後悔しない性能
ストリッパーを2つ紹介しましたが、どちらを選んでも構いません。それは、「どちらを選んでも後悔しない性能」になっているためです。
1番優れているのが機械式のストリッパーなだけで電工ナイフと比較すると手動のストリッパーだけでも今よりはるかに作業時間の短縮に繋がります。
試験会場を見渡しても、どちらかのストリッパーを使用している人は少なくありません。
試験開始の合図ともに前後左右問わず『カチカチカチカチ』と音が凄かったのでかなり驚きましたね。
ストリッパーを使用しなくても合格は狙えますが、僕が受験した際にストリッパーを使用していない受験者が同じ受験室内で僅かだったのは確かです。
ストリッパーを購入した方が良い3つの理由
先ほどおすすめのストリッパーを紹介しました。
ここからは、ストリッパーを購入するメリットを深掘りします。
購入した方が3つの理由がこちら。
- 欠陥のリスクが激減する
- 施工速度が大幅に上昇する
- 怪我をするリスクが少なくなる
軽く触れた上記3つです。
使用している写真付きで見ていきましょう。
欠陥のリスクが激減する
理由その1。
「欠陥のリスク」が激減します。
僕が実際に受験してみて感じたことでもあるんですけど、技能試験の欠陥する可能性のある大きなポイントは主に下記の3つですね。
- 電線の損傷
- 器具の接続ミス
- 圧着ミス
ほとんどがこの3つのミスが原因で合格を逃します。
この中でも「電線の損傷」はもの凄く失敗しました。
電工ナイフで施工していると、切り込みの深さとか調節するのに慣れが必要でちょっと力入れすぎただけで心線が見えるくらいに損傷したりとかします。
ケーブルの外装が堅かったりするとどのくらい力を入れて良いのかとかが微妙に違ってくるのでそれで結構ミスしたりします。
この写真を見てください。
これは、電工ナイフを使用して外装を剥いている画像になりますが、力を入れすぎると次のようになります。
写真から見て取れるように、外装の根元付近と被覆の途中に傷が付いているのが分かります。
『毎回この失敗をする』とは限りません。
ミスせずに施工完了することだってあります。
ただ、『本番でもこのミスをするかもしれない』って考えたらもの凄く怖くないですか?
本番は練習よりも緊張しますし、いつもより焦りやすく力が入りやすくなります。そしたら意識しなくてもミスをする可能性は自然といつもより高くなります。
力に関係なく使用できるストリッパーは、これらの可能性を大幅に激減させることが出来るというわけです。
ちなみに、ストリッパーを使用した結果はこんな感じです。
比較するまでもなく綺麗なことが分かります。
しかもこれを、毎回できるのでストレスが何一つありません。
電線の本数・太さなどにも対応しているので基本的な作業であれば電工ナイフよりも確実性がもの凄く高いです。
ストリッパーを使用すると「欠陥のリスク」が激減することをまず第1に覚えておいてください。
施工速度が大幅に上昇する
理由その2。
「施工速度が大幅に上昇」します。
電工ナイフで施工した場合、作業の工程としては
- 外装に切り込みを入れる
- 外装を剥く
- 被覆に切れ込みを入れる
- 被覆を剥く
この4過程にて作業を実施します。
1本程度であれば大した時間にはなりませんが、試験で使用するケーブル全部となると大体平均して5分くらいは必要とします。
しかも、先ほど説明したように「欠陥させるリスク」も存在するので慎重に作業を進めなければいけません。
ところが、ストリッパーを使用すると作業の速度が大幅に上昇します。
この写真を見てください。
これは、ストリッパーを実際に使用してケーブルの外装を剥いている画像になります。ケーブルの太さ・本数にも対応しているため作業としては、
- 該当する穴にケーブルを入れて握る
- 外装を剥く
たったこれだけになります。
ケーブルの被覆も同様にして剥きます。
写真にあるとおり、使用している側は、
- 該当する穴に被覆を入れる
- 握って剥く
これだけしかしていません。
電工ナイフと比較してどちらが作業スピードが速いかは比べるまでも無いと思います。
圧倒的にストリッパーを使用した方が速いです。電工ナイフが5分程度だとしたらストリッパーを使用したら3~4分程度でケーブルの剥く作業は完了します。
ちなみにストリッパーは、軽く握りしめて外装を剥きますが、思いっきり握りしめたとしても被覆に傷が付くことはありませんでした。
「欠陥のリスク」から見てもストリッパーを使用した方が「正確で速い」です。
今回紹介している『VVFストリッパー』には目盛もついているため、『ケーブルを切る・長さを測る』作業に関しても時間短縮が可能です。
怪我をするリスクが減る
理由その3。
「怪我をするリスク」が減ります。
もう1度電工ナイフを使用している画像を見てください。
これはケーブルの外装を剥いている時の写真ですが、実際は左手がもっと刃の近くにあります。ケーブルがズレないように抑えつけなければいけないためです。
この他の作業にも
- 被覆を剥く作業
- 外装に切れ込みを入れる作業
などがありますが、こういった際にも左手は刃の近くにいきます。
写真からも分かるとおり、何か危険そうな香りが漂ってきますよね。
実際の試験では、緊張から焦ることもあり刃を閉じないまま作業机に置いているかもしれません。
つまり、怪我をする可能性が比較的高いです。
僕も何回か手を切ったことがあります。
仕事に就いてからも怪我をするときはありますし…。
恐怖心を煽るわけじゃないですけど、電工ナイフって切れ味が凄く鋭いので切ってもそのときは気づかないことが多いです。気づいたらスパッと切れてたみたいな。
カッターナイフとか紙で手を切った時の感覚に近いです。とにかく痛い…。
ところが、ストリッパーを使用すると『怪我をするリスク』が激減します。
ストリッパーを使用した時の写真をもう1度みてください。
先ほどの電工ナイフの時と比べてどっちが怪我しそうですか?
明らかにこっちの方が安全そうですよね。というよりも安全です。
あなたが今何をされている人なのかは分かりませんが、仕事や学業・私生活の中で『手』は絶対に必要なはずです。怪我をして良いはずがありません。
「自分は周りの人よりも不器用だし怪我をするのは痛いし嫌だ」といった方は絶対に購入した方が良いでしょう。
僕もこの理由で購入しました。
無条件で簡単に時間短縮できるのは後にも先にもこの『ストリッパー』だけです。
ストリッパーを購入する前に知っておくべきこと
皆さんがストリッパーを購入する前に知っておくべきことは、ストリッパーを購入した後についてです。
購入をした際のデメリットがない
ここまで、ストリッパーを購入した方が良い理由について長くお話ししてきましたが、購入することでデメリットはあるのでしょうか?
答えは『No』です。
購入しないメリットがありません。
というのも、ここまで解説したとおり、ストリッパーは「無条件」で合格率を上げてくれる工具です。
値段は大体3,000円のものと6,000円のものがありました。強いて言うならこの値段くらいですね。
そのくらい「受験者にとってメリットだらけ」の便利な工具です。
一方で、ストリッパーを購入せずに電工ナイフ1つで合格することも十分に可能です。ただ、欠陥して不合格になった場合は、もう1度受験するのに9,000円~1万円近くします。
もう1度受験して受験料を支払うのと、今ここで数千円支払って合格に大きく近づくのとどちらが良いか。それを決めるのはあなた自身です。
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消耗品だから少し切れ味が落ちる
デメリットとは別の注意点が1つだけあります。
ストリッパーといえど、消耗品になってくるので使い続けると切れ味が少し低下します。
練習の時から使い続けた場合は、本番の試験の時に購入した当初と比べて少しだけ切れ味が低下しているはずです。
電工ナイフやペンチが使い続けると切れ味が悪くなるのと同じようなことがストリッパーにも言えるということです。
合格に支障はないから気にしなくてOK
先ほど、切れ味が少し落ちると言いましたが合格に支障をきたすほどではありません。
ただ、単純に初期を比較して切れ味が落ちるだけで2種から1種まで1つのストリッパーを使用して合格することは十分に可能です。
購入した時に気をつけなければいけないのはこのくらいです。
購入した後の行動としては、
- 欠陥についての知識
- その他施工速度の上昇
- 複線図の理解
これらのことをマスターして技能試験合格に近づいていきましょう。
ストリッパーを使用して上記3つのことをマスターしてしまえば、能試験合格はさほど難しい話ではありません。むしろ筆記試験の方が難しいまであります。
さいごに
- 今回紹介したストリッパーは
- 通販で
- 今すぐに
- 安く・素早く
- 購入することができます
今まで電工ナイフだけしか使ってこなかった人もストリッパーを使おうかどうか悩んでいる人も一度は使ってみるべきです。
『百聞は一見にしかず』の言葉通り、実際に使用してみることが『ストリッパー』の便利さに気づく1番の方法です。
購入して絶対に後悔はしません。
特に「作業時間が足りなく欠陥に対する不安が大きい受験者」は今すぐ行動した方が良いです。無条件に合格率をグッとあげる武器を手に入れてくださいね。
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