電気工具

【激安】おすすめの電工腰袋と選び方【電気工事士には絶対に必要】

これから電気工事士もとい電気主任技術者関係の仕事に就こうと考えている人にオススメしたいのが『電工用の腰袋』です。

腰袋とは何かを簡単に説明すると、『電気屋さんや電柱で登っている技術者が腰に工具を収納する袋のような道具』のことを言います。

仕事に就くと実感しますが、腰袋は技術者の必需品とも言える道具です。

腰袋は技術者として働くためには必須のアイテムです。安全面の向上だけでなく、作業効率が飛躍的にアップするため90%以上の作業者は腰袋を装着して仕事をしています。価格は2,000円弱で購入可能です。

この記事の結論を先に言ってしまえばこんな感じです。

上記のとおり、腰袋は120%必須で価格もお手頃なので、必ず手に入れておいた方が良い道具になります。

さっそく、電工腰袋について徹底解剖しながら見ていきましょう。

こんな方におすすめの記事です
工事士 悩み
  • 電工腰袋がどのくらい必要なのか知りたい
  • おすすめの腰袋があったら教えて欲しい
  • コスパの良い腰袋を安く購入したい
  • 少し高くても良いから丈夫で軽量な腰袋を購入したい
1,000円代のおすすめ電工腰袋
ランキング\詳細 写真 品名 価格 メーカー ポケット数 重量
第1位 E-Value 腰袋 ホルダー付き グレー EDK-30 GR 1,322円 イーバリュー【E-Value】 240g
第2位 HoRopii 作業用腰袋 ベルト付き ホルダー付き ブラック 1,577円 HoRopii 200g
第3位 TRUSCO 腰袋 2段 携帯電話ホルダー付き ブラック TWP2-BK 1,518円 トラスコ【TRUSCO】 216g
3,000円代のおすすめ電工腰袋
ランキング\詳細 写真 品名 価格 メーカー ポケット数 重量
第1位 フジ矢 腰袋スタンダード3段【黒金】 PS-23BG 3,342円 フジ矢 540g
第2位 DENSAN 電工キャンバスハイポーチ フタ付 ND-864F 2,965円 DENSAN 370g
第3位 マーベル ソフトフィット【腰袋】取り外しポーチ付 MDP-SF77 3,291円 マーベル【Marvel】 550g

  腰袋は電気工事士には絶対に必要

腰袋は電気工事士には絶対に必要

結論からお話ししますね。現場で作業をする電気工事士や主任技術者の方が腰袋を装着しているのは「安全と効率から考えてメリットしかない」ためです。

腰袋を装着するメリットというのは、

  • 作業の効率がアップする
  • 電工バッグなどを持ち運ぶ必要がない
  • 工具の整理・整頓が非常に簡単
  • 見た目がプロの作業員になるため格好いい(おまけ)

ザッとこのくらいあります。電気の現場というのは、“作業時間が限られた現場”というのがほとんどで、多くの作業時間を有している現場というのはあまりありません。

そのため、作業効率をアップさせる道具というのは、こういった仕事の中では非常に重宝されるものになってきます。

そしてもう一つ、腰袋をオススメする1番大切なポイントはここからです。

腰袋を装着している人は、腰袋を装着しないことのデメリットを理解しています。そして、このデメリットは重いものばかりです。

腰袋を装着しないことで発生するデメリットは、これから現場で作業するうえで絶対に把握しておいた方が良い内容です。

サクッとみていきましょう。

  腰袋を装着していないと発生するデメリット

腰袋がないことで発生するデメリットはぜんぶで3つです。

  1. 工具を探す時間が増える
  2. 整理・整頓してもすぐに散らかる
  3. 持ち運びが面倒くさい

上記を深掘りします。

現場を行き交う職業にとってこういったデメリットは、些細なようでかなりの大ダメージです。何より多方面から叱責が来る可能性があるのが厄介です。

   工具を探す時間が増える

腰袋をしていると工具を探す手間がありません。
腰に付けているためすぐに必要な工具を取り出すことができます。

一方で、工具をバッグなどにしまっている場合は工具を”取りに行く時間””探す時間”、そして”戻ってくる時間”の合計3つの時間が発生します。

一般的なご家庭な作業であれば何ら問題が無いのですが、班編成や他企業と連系して行うような大きな現場であれば作業時間が限られています。

これがまた負のスパイラルが起きやすいんです。

時間がある時は落ち着いて行動できるのですが、時間がなければないほど1つ1つの行動に焦りみたいなものが混じってきます。

そういった場合は、1度出した工具をバッグに戻すことはしなくなります。電気設備内であったり、その時作業していた周辺に置いたりすることがほとんどです。

そうなると、今度は工具をどこに置いたか分からなくなります。時間に追われていると本当に視野が狭くなって今まで見えていたものが見えにくくなります。

実際に、仕事の現場では、

  • 自分の工具の管理
  • 電気設備の作業前・作業後の確認

この2つに関しては厳重に注意されます。
工具1つの置き忘れで大事故につながる可能性があるためです。

こういった事態を防ぐためにも、すぐに”取り出せて”すぐに”片付けれる”場所を作ることは非常に大切になってきます。その場所こそが腰袋というわけです!

   整理・整頓してもすぐに散らかる

「自分は他の人よりも整理・整頓するから大丈夫」

結果からお話しすると整理・整頓はほとんど関係ありません。

整理・整頓することがダメとかそういったわけではなく、バッグ内が散らかるまでの期間が短すぎるためです。

僕自身がこの考えを持っていて整理・整頓していた方なので何回も体験しています。

時間に追われれば追われるほど『とりあえずここに置いといて後で整理しよう』といった考えになります。

現場と現場の合間で整理することってほぼほぼ存在しないので結果、1日が終了する頃には散らかっていることの方が多いです。

あと、整理しすぎると取り出しにくいところまで工具が潜り込んでいつも以上に時間が掛かったりするのでそれも要注意です。

腰袋に工具を収納しているとこれが無くなります。

最低限のものを腰に付けているので収納位置も覚えやすいですし、その場で余計なことを考えなくて良いのも非常に嬉しいことなんですよね。

   持ち運びが面倒くさい

これが正直なところ1番です。
作業バッグに収納している場合、持ち運びがもの凄く面倒くさいです。

現場では、自分の作業バッグ以外にも

  • 試験器
  • 携帯用発電機
  • ケーブル・電気機器

こういったものを運ぶ場面が数え切れないほどあります。
これらは重さが15kg~30kgあるものばかりです。

現場では、なるべく荷物運びに時間を割けられないので1度で運べる物はある程度運びます。そうなってくると作業バッグの場合、まず片手or片腕が塞がります。

片手が塞がるともの凄く不便です。
管理人と同じ”肩幅があまり広くない”人は要注意ですよ。

バッグを肩にかけていると、両手を使って機器を運んでいる際にバッグがずれ落ちてくるため『1回立ち止まる⇒肩にかける』を繰り返すことになります。

皮肉なことに『新人は積極的に重たいものを運ぶ』といった暗黙の了解みたいなものがあります。つまり、こういったことになる可能性が極めて高いというわけです。

優しい先輩の現場なら手伝って貰えればそれで大丈夫です。
ただ、大人数でミスがあまり許されないようなピリピリした現場なら…ね?

  作業着のポケットに工具を入れるのはNGです

作業着のポケットに工具を入れるのはNGです

「片付ける場所がないなら作業着のポケットに入れれば良いんじゃない?」

これは超が付くほどNGです。

中には気にしない人もいるため何も言われないことがありますが、基本的には怒られることの方が多いです。

怒られた経験からまとめると『ベテランの人になればなるほど気にする人が多い』といった印象ですかね。(過去5回以上怒られました)

ただ、これは本当にNGですし危険なので止めた方が良いです。

特に、電柱などに昇降して作業する人や電気設備に密接して作業する可能性がある人であればかなり要注意です。

『ポケットに入れる=工具が落ちる可能性が通常より高い』ということを皆さんは十分に理解したうえで、仕事に就いてくださいね。

電柱の上であれば工具などが落ちた際、下に人がいれば大変危険です。電気設備内であれば機器の破損・電気事故につながる可能性も大いにあり得ます。

これもまた皮肉なことに、電気工具は先端が細く尖ったものであったり、切れ味の鋭いものであったりと中々な物ばかりが揃っています。

「怒られるのが好きだ!」って人はいないはずです。
素直に腰袋に工具を収納するようにしましょう。

【結論】安全と効率面から見ても腰袋は必須です

これを読んでいるあなたが将来的に電気工事士または電気主任技術者として働いていくのであれば、腰袋は必須の道具です。

ここまで紹介したとおり、『腰袋を装着するメリット』はあっても『腰袋を装着しないメリット』はありません。

多少身軽になるかもしれませんが、安全と作業効率が下がります。

  • 作業効率がアップする
  • 工具の持ち運びが非常に楽
  • 工具を探す時間が限りなく短い
  • 無くす&落とす確率がかなり低くなるため安全率もアップする

これらのことから『腰袋は120%必要』というのが結論です。

あとは、現場で経験を積んでいくだけです。
”技術も見た目もプロ”になる日はそう遠くはないですね!

  使いやすい腰袋の選び方とポイント

使いやすい腰袋の選び方とポイント

電工腰袋を失敗せずに購入するには”5つのポイント”があります。

腰袋の選び方5か条
  1. 長期間使っても壊れない丈夫なものであること
  2. 雨天時も作業できる防水性のものであること
  3. 腰に負担が掛からない軽量のものであること
  4. 工具が取り出せやすいものであること
  5. デザイン性に優れていること(おまけ)

基本的にこの5つのポイントを守っている腰袋であればどれでもOKです。

値段もオトクでパフォーマンスも優れている自分専用の腰袋を見つけ出しましょう。あと、腰袋はベルトに通して使用する物なので大きすぎるのもNGですよ。

  腰袋のおすすめ人気ランキングTOP3

腰袋のおすすめ人気ランキングTOP3

先ほど紹介した腰袋の選び方のポイントを踏まえたうえでオススメの腰袋をランキング形式で紹介していきます。

【1,000円代】電工腰袋おすすめ人気ランキング

1,000円~2,000円で購入することのできる電工腰袋の人気ランキングです。

  第3位:TRUSCO  腰袋  2段  ブラック


ポケット数
重量 216g
素材 ポリエステル
サイズ 高さ190mm×幅150mm×奥行90mm
価格 1,490円(Amazon価格)

シンプルなデザインにスタンダードな機能が備わった腰袋です。

価格もお手頃でオススメなのですが、この後に登場する2つの腰袋の方が便利で安価だったため、3位といった結果になりました。

  第2位:HoRopii  ウエストバッグ  腰袋


ポケット数 5
重量 200g
素材 高密度ポリエステル
サイズ 高さ235mm×幅120mm×奥行60mm
価格 1,770円(Amazon価格)

この腰袋は全腰袋の中で1番の軽さです。
また、高さも十分にあるので工具を深くまで収納することができます。

現場の職人さんの意見を取り入れ、開発までに1年費やしたと言われるこの腰袋は、非常にリーズナブルで超がつくほど使いやすい1品です。

デザインも割とシンプルで、手が付けやすいのも嬉しいところですね。

  第1位:E-Value  腰袋  ホルダー付き  グレー


 

ポケット数 7
重量 240g
素材 ポリエステル
サイズ 高さ240mm×幅230mm×奥行130mm
価格 1,290円(Amazon価格)

1,000円代の腰袋で言えば文句なしの1番です。

『軽量・丈夫でサイズも良し』の腰袋でコスパがぶっちぎりで良いのが魅力です。また、ポケット数も5つと申し分ないですし、価格もお手頃です。

『問題なく使える腰袋がとりあえず欲しい』といった方であれば、この腰袋で決まりです。色もグレーとシンプルで、装着するとめっちゃプロっぽくて良いですよ。

【3,000円代】電工腰袋おすすめ人気ランキング

ちょっとだけ高価ですが、その分性能がアップした3,000円~4,000円で購入できる電工腰袋のランキングです。

  第3位:マーベル  電工腰袋  MDP-SF77


ポケット数
重量 550g
素材 デニールポリエステル
サイズ 高さ250mm×幅220mm×奥行120mm
価格 3,000円(Amazon価格)

この腰袋の魅力的なポイントは『現場にあわせてポーチの数を変えられる』ところです。

また、柔らかい材質で肌触りが良いのも高評価です。身体にフィットしやすく、手軽で使いやすいのは長時間身につけていることの多い職業ではありがたいことです。

ただ、このあとに紹介する2つの腰袋がこれ以上に便利な性能となっているため、ここでは3位という結果になっています。

  第2位:デンサン  電工腰袋  ND-864F


ポケット数
重量 370g
素材 耐摩耗キャンバス
サイズ 高さ240mm×220mm×125mm
価格 3,153円(Amazon価格)

この腰袋の絶賛ポイントは『フタ付き』の腰袋であるという点です。一般的な腰袋は工具の取り出しやすさからフタのないものがほとんどです。

しかし、フタが無いということは工具を落とす可能性が僅かにでも存在していると言うことになります。

その点、この腰袋にはフタが付いています。
工具を絶対に落下させてはいけない箇所、すなわち電柱の上のような”高所で仕事をする人”に凄くオススメしたい腰袋です。

また、黒と黄色のデザインも中々に格好いいので仕事映えしますね。

  第1位:フジ矢  3段腰袋  PS-23BG


ポケット数
重量 540g
素材 ポリ塩化ビニール
サイズ 高さ241mm×幅235mm×奥行156mm
価格 3,123円(Amazon価格)

3,000円代の腰袋で1番オススメしたいのがこの腰袋です。

『ポリ塩化ビニール』はかなり丈夫で長期的に使用が可能な素材ですし、この腰袋は汚れ・水・こすれにも強いのが魅力的です。サイズやポケット数、工具の取り出しやすさから見ても文句がないほどの性能で、非の打ち所がありません。

一般家庭や通常の電気設備を施工・点検するような現場に行くことが多いのであれば、この腰袋を選んでいただいてOKです。

もの凄く心強い味方になってくれること間違いなしですよ。

  一緒に腰ベルトも購入しておくと便利です

腰袋と一緒に腰ベルトも購入しておくと更に便利です。

仕事に就くと会社からベルトは支給されますが、作業ズボンに通すベルトがほとんどなので、腰袋を付ける際に毎回外しては付けてを繰り返すため面倒くさいです。

そこで、腰袋とベルトを1つにした電気工具セットを用意しておくことでベルトの付け外しで作業効率が非常にアップします。現場の人は、ほとんどがこの腰ベルトに腰袋を通したセットを用いています。

腰ベルトは、使いやすくシンプルなものでOKです。
特にこだわりがないのであれば、次の腰ベルトを用意していただければ作業に困ることはなくなります。


  さいごに

おすすめの電工腰袋を紹介してきましたがいかがでしたか。

最近のものであれば、職人さん向けだけでなく、万人の人が使いやすい軽量のものも多く発売されています。

ランキング形式でまとめましたが、この記事で登場した腰袋はどれも軽量で使いやすい最低限の条件はクリアしているものばかりです。

ぜひ、自分にあった腰袋を見つけてみてくださいね。
そして、技術者としての実力をどんどん身につけていきましょう!

ABOUT ME
ワタル
電気科新卒→大手電力グループ会社に就職→2019年1月退職→ブログ立ち上げ→Webライターとしても活動中。【保有資格】第二種・第一種電気工事士、電験三種、エネルギー管理士(電気分野)、消防設備士乙6 他…
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