過去問ー第二種電気工事士

【平成23年度上期】第二種電気工事士筆記試験の問題と解答・解説

平成23年度第二種電気工事士下期筆記試験の解答と解説です。

問題を解いていない方は、10年間の過去問題の記事に掲載していますので、問題を解いてから確認してください。

平成23年度第二種電気工事士筆記試験 上期 解答・解説

実施データ
受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
95,075 59,979 63.1%
問題区分

問題1:一般問題

問1.ニ 問2.ハ 問3.ニ 問4.イ 問5.イ
問6.ロ 問7.ロ 問8.ニ 問9.ロ 問10.ハ
問11.ハ 問12.イ 問13.ハ 問14.イ 問15.ロ
問16.ニ 問17.ハ 問18.ニ 問19.イ 問20.ロ
問21.ニ 問22.ロ 問23.ロ 問24.ハ 問25.ハ
問26.イ 問27.ハ 問28.ハ 問29.ロ 問30.イ

参照:電気技術者試験センター
※「問○」のリンクをクリックすると問題の解説に移動します。

問1

問題
平成23年度上期試験問1
解答:ニ

導体の抵抗Rは、次の式で求められます。
R=ρL/A (Ω) ⇒①

このとき、抵抗Rは回路の長さに比例していることが分かります。
また、断面積は直径の2乗に比例するため、抵抗Rは直径の2乗に反比例します。

AとBの直径と長さそれぞれを比較していきましょう。
長さにおいては、AがBの2倍の長さです。
断面積においては、Bの直径がAの直径の2倍あるため、Bの断面積はAの4倍です。

このとき、①の式から関係をそれぞれ見ていきましょう。
長さだけで見た際にAの抵抗はBの2倍であることがわかります。
一方で、断面積だけで見るとAの抵抗はBの4倍であることがわかります。

つまり、合計の大きさとしては、2×4=8(倍)
よって、ニが正解です。

問2

問題
平成23年度上期試験問2
解答:ハ

スイッチSを閉じたとき、スイッチSと抵抗30Ωの並列回路の合成抵抗値はゼロです。また、端子aのすぐ左にある30Ωの抵抗には電流が流れないため、電圧降下は生じません。

そのため、この問題は、並列回路左側にある30Ωの抵抗とa-b端子間にある30Ωの抵抗を分圧することで、a-b端子間の電圧を求められます。

30Ωと30Ωを100Vで分圧すると、50Vとなります。ちなみに、合成抵抗が30Ω+30Ω=60Ωとなるため、100/60=10/6【A】、10×30/6=50Vといった算出も可能です。

よって、ハが正解です。

問3

問題
平成23年度上期試験問3
解答:ニ

電力量1kWhは、熱量3,600kJに相当します。
電力をP(kW)、使用時間をt(h)とすると、発熱量Q(kJ)は、
Q=3,600Pt
=3,600×0.3×2
=2,160(kJ)

よって、ニが正解です。

問4

問題

 

解答:イ

抵抗がR、誘導性リアクタンスX(Ω)の時、力率cosΘ(%)は、次の式で求められます。
cosΘ=R/Z ×100(%)
=100R/(R²+X²)

よって、イが正解です。

問5

問題
平成23年度上期試験問5
解答:イ

回路にある位置で断線すると、RとRが直列で接続された左側の回路と抵抗Rのみで接続された右側の回路にわかれる並列回路となります。

このとき、抵抗Rに流れる電流は、並列回路左側抵抗R2つが直列に接続された側の電流を求めたらよいため、電流I(A)は、
I=E/R+R
=E/2R

よって、イが正解です。

問6

問題
平成23年度上期試験問6
解答:ロ

直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の周囲温度30℃以下における許容電流は、27Aです。このとき、電線4本を金属管に入れた場合の電流減少係数が0.63であるため、電線1本あたりの許容電流は、

I=0.63×27
=17.01
≒17(A)

よって、ロが正解です。

問7

問題
平成23年度上期試験問7
解答:ロ

a-b間、a’-b’間に流れる電流は5A+5A=10Aです。また、b-c間、b’-c’間に流れる電流は5Aです。b-b’間に流れる電流は5Aです。

この問題において負荷の電圧100Vは電圧降下の影響を受けたあとのものなので、a-a’間の電圧は、負荷の電圧に電圧降下を加えたものとなります。

電圧降下v(V)は、
v=2×0.1×10+2×0.1×5
=2+1
=3(V)

a-a’間の電圧V(V)は、
V=100+3
=103(V)

よって、ロが正解です。

問8

問題
平成23年度上期試験問8
解答:ニ

三相3線式回路の電力損失は、1本あたりの電力損失を3倍にすることで求められます。

P=3I²R
=3×20²×0.1
=120(W)

よって、ニが正解です。

問9

問題
平成23年度上期試験問9
解答:ロ

問題では、20Aの配線用遮断器に40Aの電流、すなわち定格電流の2倍の電流が流れています。電技解釈第33条においては、30A以下の配線用遮断器は、定格電流の2倍の電流が流れたとき、2分以内に動作しなければいけないとされています。

よって、ロが正解です。

問10

問題
平成23年度上期試験問10
解答:ハ

配線用遮断器と電線の太さ、コンセントの定格電流の関係は、次のとおりです。

コンセントの定格電流
  • イ:適切です。
  • ロ:適切です。
  • ハ:不適切です。
    ⇒定格電流20A以上30A以下のコンセントを接続しなければいけません。
  • ニ:適切です。

よって、ハが正解です。

問11

問題
平成23年度上期試験問11
解答:ハ

内線規程3202-3より、電気食器洗い機用コンセントには、接地極付コンセントを使用することと定められています。接地極付コンセントには接地端子を設置することが望ましいともされているため、適切なのは「接地極接地端子付コンセント」です。

よって、ハが正解となります。

問12

問題
平成23年度上期試験問12
解答:イ
  • イ:ネオン変圧器と高圧水銀灯
    →不適切です。ネオン変圧器はネオン放電灯を点灯するために設置します。
  • ロ:零相変流器と漏電警報器
    →適切です。
  • ハ:光電式自動点滅器と庭園灯
    →適切です。
  • ニ:スターデルタ始動器と一般用低圧三相かご形誘導電動機
    →適切です。

よって、イが正解です。

問13

問題
平成23年度上期試験問13
解答:ハ

N=120f/pより
N=120×60/4=1,800

よって、ハが正解です。

問14

問題
平成23年度上期試験問14
解答:イ
  • イ:金属管とリーマ
    →適切です。クリックボールに取り付けて金属管の面取りに使用します。
  • ロ:合成樹脂管工事とパイプベンダ
    →不適切です。
  • ハ:金属線ぴ工事とクリッパ
    →不適切です。
  • ニ:バスダクト工事と圧着ペンチ
    →不適切です。

よって、イが正解です。

問15

問題
平成23年度上期試験問15
解答:ロ

画像が示すのは「漏電遮断器」です。
テストボタンを押すと黄色の漏電表示が飛び出すのが特徴です。

よって、ロが正解です。

問16

問題
平成23年度上期試験問16
解答:ニ

画像が示す材料は、「ねじなしボックスコネクタ」です。
ねじなしボックスコネクタは、ねじなし電線管を金属製のボックスに接続する際に使用します。

よって、ニが正解です。

問17

問題
平成23年度上期試験問17
解答:ハ

画像が示す工具は「ケーブルストリッパ」です。
ケーブルストリッパは、VVFケーブルの外装と絶縁被覆の剥ぎ取りをする際に使用します。

よって、ハが正解です。

問18

問題
平成23年度上期試験問18
解答:ニ

画像が示す器具は「自動点滅器」です。
ちなみに、リード線式と端子式の自動点滅器が画像に掲載されています。

自動点滅器は周囲の明るさに応じて街灯などを自動点滅させたいときに用います。

よって、ニが正解です。

問19

問題
平成23年度上期試験問19
解答:イ
  • イ:不適切です。
    ⇒硬質塩化ビニル電線管相互を直接接続する際、接着剤を使用する時は、菅の差込深さを管の外径の0.8倍以上にします。ちなみに、接着剤を使用しない場合は1.2倍以上にします。
  • ロ:適切です。
  • ハ:適切です。
  • ニ:適切です。

よって、イが正解です。

問20

問題
平成23年度上期試験問20
解答:ロ
  • イ:適切です。
    ⇒合成樹脂管工事は施設場所に制限がありません。
  • ロ:不適切です。
    ⇒金属ダクト工事は、露出場所・展開した場所かつ乾燥した場所のみに限り施設できますが、水気や湿気の多い場所では施設できません。
  • ハ:適切です。
    ⇒金属管工事は施設場所に制限がありません。
  • ニ:適切です。
    ⇒ケーブル工事は施設場所に制限がありません。

よって、ロが正解です。

問21

問題
平成23年度上期試験問21
解答:ニ

原則として住宅の対地電圧は150V以下として決められていますが、電気機械器具の定格消費電力が2kW以上の時、次の条件を満たすことで300V以下とできます。

  1. 屋内配線及び電気機械器具には、簡易接触防護措置を施す
  2. 屋内配線は、当該電気機械器具のみに電気を供給する
  3. 電気機械器具は、屋内配線と直接接続して施設する
  4. 電気機械器具に電気を供給する電路には、専用の開閉器及び過電流遮断器を施設する。過電流遮断器が開閉機能を有する場合は、過電流遮断器のみにすることができます。
  5. 電気機械器具に電気を供給する電路には、漏電遮断器を施設する

ニは、コンセントを通して接続しているため、誤りであることがわかります。
よって、ニが正解です。

問22

問題
平成23年度上期試験問22
解答:ロ
  • イ:適切です。
  • ロ:不適切です。
    ⇒金属管を垂直に配管したAの部分にはエントランスキャップを使用します。
  • ハ:適切です。
  • ニ:適切です。

よって、ロが正解です。

問23

問題
平成23年度上期試験問23
解答:ロ
  • イ:ネオン変圧器への100V電源回路は、専用回路とし、20Aの配線用遮断器を設置した
    ⇒適切です。
  • ロ:ネオン変圧器の二次側(管灯回路)の配線を、点検できない隠ぺい場所に施設した。
    ⇒不適切です。使用電圧が1,000Vを超える管灯回路の配線は、展開した場所又は点検できる隠ぺい場所に施設しなければいけません。
  • ハ:ネオン変圧器の金属製外箱にD種接地工事を施した。
    ⇒適切です。D種接地工事を施します。
  • ニ:ネオン変圧器の二次側(管灯回路)の配線を、ネオン電線を使用し、がいし引き工事により施設し、電線の支持点間の距離を1mとした。
    ⇒適切です。

よって、「ロ」が誤っていることが分かります。

問24

問題
平成23年度上期試験問24
解答:ハ

ネオン式検電器は、持ち手を握り、先端部分を回路に接触させることで充電の有無を確認出来ます。充電部に接触した場合には、ネオンランプが点灯します。

よって、「ハ」の「電路の充電の有無を確認する」が正解です。

問25

問題
平成23年度上期試験問25
解答:ハ

問題の左側の記号は「可動鉄片形」のことを表しています。
問題の右側の記号は「鉛直(垂直)」のことで、目盛板の置き方を表しています。

よって、「ハ」が正解です。

問26

問題
平成23年度上期試験問26
解答:イ

低圧回路の絶縁抵抗値については、次のとおりです。

低圧回路の絶縁抵抗値

よって、「イ」が正解となります。

問27

問題
平成23年度上期試験問27
解答:ハ

回路計(テスタ)で測定できるのは、次のとおりです。

  • 直流電圧
  • 交流電圧
  • 回路抵抗

その他にも導通を試験したりすることがありますが、「漏れ電流」を測定することはできません。

漏れ電流を測定するのは「クランプ形漏れ電流計」です。
よって、「ハ」が誤っていることが分かります。

問28

問題
平成23年度上期試験問28
解答:ハ
  • イ:一般用電気工作物の接地工事
    ⇒適切です。第二種電気工事士で従事できます。
  • ロ:一般用電気工作物のネオン工事
    ⇒適切です。第二種電気工事士で従事できます。
  • ハ:自家用電気工作物(500kW未満の需要設備)の非常用予備発電装置の工事
    ⇒不適切です。特種電気工事資格者である必要があります。
  • ニ:自家用電気工作物(500kW未満の需要設備)の地中電線用の管の設置工事
    ⇒適切です。地中電線用の管の設置工事は簡単なものなので、電気工事士免状は必要ありません。

よって、「ハ」が誤っていることが分かります。

問29

問題
平成23年度上期試験問29
解答:ロ

特別な場合を除き、住宅の屋内電路に使用できる対地電圧の最大値は「150V以下」となっています。

よって、「ロ」が正解となります。

問30

問題
平成23年度上期試験問30
解答:イ
  • イ:低圧受電で、受電電力40kW、出力15kWの太陽電池発電設備を備えた幼稚園
    ⇒適切です。一般用電気工作物の適用を受けます。
  • ロ:高圧受電で、受電電力65kWの機械工場
    ⇒不適切です。高圧受電は、自家用電気工作物の適用を受けます。
  • ハ:低圧受電で、受電電力35kW、出力15kWの非常用内燃力発電設備を備えた映画館
    ⇒不適切です。低圧受電でも10kWを超える内燃力発電設備は、自家用電気工作物の適用を受けます。
  • ニ:高圧受電で、受電電力40kWのコンビニエンスストア
    ⇒不適切です。高圧受電は、自家用電気工作物の適用を受けます。

よって、「イ」が正解となります。

問題2:配線問題

問31.ニ 問32.ロ 問33.ニ 問34.ロ 問35.ニ
問36.ハ 問37.イ 問38.ニ 問39.ロ 問40.ハ
問41.イ 問42.ハ 問43.ニ 問44.ニ 問45.イ
問46.ロ 問47.ロ 問48.ニ 問49.イ 問50.ハ

参照:電気技術者試験センター
※「問○」のリンクをクリックすると問題の解説に移動します。

問題図面

平成23年度上期試験配線図問題の配線図

問31

問題
平成23年度上期試験問31
解答:ニ.60

1の小勢力回路で使用できる電圧の最大値は「60V」です。
よって、「ニ」が正解となります。

問32

問題
平成23年度上期試験問32
解答:ロ

2のケーブルは「600VCV14m㎡-3C」ですが、Cは「架橋ポリエチレン」のことでVは「ビニル」を表しています。

よって、「600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」が2のケーブルのことであり、「ロ」が正解となります。

問33

問題
平成23年度上期試験問33
解答:ニ.

接地抵抗値については次のとおりです。

  • D種接地工事:使用電圧が300V以下:100Ω以下
    ※地絡が生じた際に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置と施設した場合は500Ω以下
  • C種接地工事:使用電圧が300Vを超えるもの:10Ω以下
    ※地絡が生じた際に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置と施設した場合は500Ω以下

3のコンセントには0.5秒以内に動作する漏電遮断器が設置されているので、接地抵抗値は500Ω以下です。

よって、「ニ」が正解となります。

問34

問題
平成23年度上期試験問34
解答:ロ.20

4の回路では15Aのコンセントが接続されています。
よって、分岐回路を保護する配線用遮断器の定格電流の最大値は「20A」です。

つまり、「ロ」が正解となります。

問35

問題
平成23年度上期試験問35
解答:ニ.

5の図記号は「過負荷保護付漏電遮断器」です。
この機器の働きは「過電流と地絡電流が流れた際に遮断する」ことです。

よって、「ニ」が正解となります。

問36

問題
平成23年度上期試験問36
解答:ハ

WPは「防雨形」(WaterProof)のことです。
屋外に付けられるコンセントに多く見られるコンセントになります。

よって、「ハ」が正解です。

問37

問題
平成23年度上期試験問37
解答:イ

7の図記号は「シャンデリア」です。
特徴的なので覚えておきましょう。

  • イ:シャンデリア
    ⇒適切です。
  • ロ:コードペンダント
    ⇒不適切です。
  • ハ:埋め込み器具
    ⇒不適切です。
  • ニ:引っかけシーリング(丸型)
    ⇒不適切です。

よって「イ」が正解となります。

問38

問題
平成23年度上期試験問38
解答:ニ

8に接地端子付コンセントを取付けるため、それぞれのコンセントについて見ていきましょう。

  • イ:接地極付コンセント
    ⇒接地端子付ではないため、不適切です。
  • ロ:引掛形コンセント
    ⇒問題のコンセントではないため、不適切です。
  • ハ:漏電遮断器付コンセント
    ⇒問題のコンセントではないため、不適切です。
  • ニ:接地端子付コンセント
    ⇒適切です。「ET」の表記が接地端子付を表しています。

よって、「ニ」が正解となります。

問39

問題
平成23年度上期試験問39
解答:ロ
  • イ:ビニルコード 1.25m㎡
    ⇒不適切です。電球線にビニルコードは使用できません。
  • ロ:丸打ちゴムコード 0.75m㎡
    ⇒適切です。使用できます。
  • ハ:ビニルキャブタイヤコード 0.75m㎡
    ⇒不適切です。電球線にビニルキャブタイヤコードは使用できません。
  • ニ:袋打ちゴムコード 0.5m㎡
    ⇒不適切です。電球線の断面積は「0.75m㎡」以上である必要があります。

よって、正しい組み合わせは「ロ」となります。

問40

問題
平成23年度上期試験問40
解答:ハ

問題が示す部分の複線図は、次のとおりです。

平成23年度上期問40複線図

よって、ハが正解です。

問41

問題
平成23年度上期試験問41
解答:イ

11部分より、600VCV14m㎡-3C(PF28)と表記があるため、CVケーブルをPF管内に収める工事であることが分かります。

この工事に使用する工具を上記の中から選択しましょう。

  • イ:樹脂フレキシブル管カッタ
    ⇒適切です。PF管やCD管を切断する際に使用します
  • ロ:パイプバイス
    ⇒不適切です。金属管の切断の際に金属管を固定するために使用します。
  • ハ:パイプベンダ
    ⇒不適切です。金属管を曲げるために使用します。
  • ニ:ガストーチランプ
    ⇒不適切です。硬質塩化ビニル電線管を加熱して曲げるために使用します。

よって、「イ」が正解となります。

問42

問題
平成23年度上期試験問42
解答:ハ

12の図記号は「壁付蛍光灯」です。
ただし、設置場所が浴室となるため、これを考慮して設置する必要があります。

  • イ:天井埋め込み照明器具
    ⇒不適切です。壁付の蛍光灯ではありません。
  • ロ:コードペンダント
    ⇒不適切です。浴室には適していません。
  • ハ:壁付蛍光灯
    ⇒適切です。防湿形であるため、浴室にも適しています。
  • ニ:蛍光灯
    ⇒不適切です。防湿処置がないため、浴室に適していません。

よって、「ハ」が正解となります。

問43

問題
平成23年度上期試験問43
解答:ニ

13の図記号は「4路スイッチ」です。

  • イ:単極スイッチ
    ⇒不適切です。
  • ロ:2極スイッチ
    ⇒不適切です。
  • ハ:3路スイッチ
    ⇒不適切です。
  • ニ:4路スイッチ
    ⇒適切です。

よって、「ニ」が正解となります。

問44

問題
平成23年度上期試験問44
解答:ニ

14の図記号は「天井付き換気扇」です。
よって、「ニ」が正解となります。

問45

問題
平成23年度上期試験問45
解答:イ

15の図記号は「15A125V2口接地極付き抜け止め形コンセント」です。

  • イ:「15A125V2口接地極付き抜け止め形コンセント」です。
    ⇒適切です。
  • ロ:「15A125V2口コンセント」です。
    ⇒不適切です。
  • ハ:「20A125V接地極付きコンセント」です。
    ⇒不適切です。
  • ニ:「15A125V接地端子付きコンセント」です。
    ⇒不適切です。

よって、「イ」が正解となります。

問46

問題
平成23年度上期試験問46
解答:ロ

16の部分には「位置表示灯内蔵スイッチ」が2つ設置されます。
つまり、取付けるプレートは「2個用」のものです。

  • イ:1個用プレート
    ⇒不適切です。
  • ロ:2個用プレート
    ⇒適切です。
  • ハ:3個用プレート
    ⇒不適切です。
  • ニ:1個用プレート
    ⇒不適切です。

よって、「ロ」が正解となります。

問47

問題
平成23年度上期試験問47
解答:ロ

17で示す回路は「200Vの分岐回路」であるため、設置する配線用遮断器は2極2素子(2P2E)です。

  • イ:2極1素子の配線用遮断器
    ⇒不適切です。
  • ロ:2極2素子の配線用遮断器
    ⇒適切です。
  • ハ:3極3素子の漏電遮断器(15A)
    ⇒不適切です。
  • ニ:3極3素子の漏電遮断器(20A)
    ⇒不適切です。

よって、「ロ」が正解となります。

問48

問題
平成23年度上期試験問48
解答:ニ
  • イ:テスター
    ⇒回路の電圧や抵抗などを測定する際に使用する
  • ロ:照度計
    ⇒照度を測定する際に使用する。受光器と単位のLUX(ルクス)が特徴
  • ハ:検相器
    ⇒三相回路の相順を調べる際に使用する
  • ニ:クランプ形電流計
    ⇒回路に流れている交流電流の測定に使用する

上記より、負荷電流を測定するのは「クランプ形電流計」です。
よって、「ニ」が正解となります。

問49

問題
平成23年度上期試験問49
解答:イ

問題が示す部分の複線図は、次のとおりです。

平成23年度上期問49複線図

リングスリーブの選定については、次の表を参考にしてください。

リングスリーブ 選定 表

よって、イが正解です。

問50

問題
平成23年度上期試験問50
解答:ハ

リングスリーブE形による圧着接続で行う場合の圧着工具は、柄が黄色いのが特徴です。柄が赤色の場合は、圧着端子の接続に用いります。

よって、「ハ」が正解となります。

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