電工二種-技能試験

【第二種電気工事士 技能試験】候補問題No.12の単線図と複線図の解説

2019年度に実施される第二種電気工事士技能試験の候補問題No.12についての解説と複線図の書き方を紹介します。

試験では「単線図」の状態で出題されます。
これを自分の力で「複線図」にしなければいけません。

ここでは、候補問題No.12の単線図を複線図にするまでを細かく解説していきます。レポート用紙かノートを用意していただき、一緒に書き進めてくださいね。

候補問題を2周ほどやり込めば複線図は書けるようになります。
さっそく見ていきましょう。

※根本的に複線図の書き方が分からない方は次の記事も同時にご覧ください。

▷▷関連:「ゼロから始める複線図の書き方」

【技能試験】候補問題No.12の単線図と複線図の解説

【技能試験】候補問題No.12の単線図と複線図の解説

候補問題No.12の単線図と複線図の解説です。

複線図を早く正確に書くためのコツは2つです。

  • 順番を決めて書く
  • ひたすらに反復練習をする

この2つを繰り返すことで複線図は素早く書けるようになります。
紙さえあれば書き放題なので、空き時間を利用してとにかく数をこなしてください。

  候補問題No.12 単線図

候補問題No.12 単線図

候補問題No.12のテーマは「アウトレットボックスとPF管」です。

準備物【電線】
  • VVF1.6mm×2芯:約900mm
  • VVF1.6mm×3芯:350mm
  • VVF2.0mm×2芯:250mm
  • IV 1.6mm(黒):450mm
  • IV 1.6mm(白):350mm
  • IV 1.6mm(赤):350mm
準備物【器具】
  • アウトレットボックス:1個
  • ランプレセプタクル:1個
  • 引っかけシーリング(角形):1個
  • 埋め込み連用取付枠:2個
  • 単極スイッチ(埋込形):2個
  • コンセント(埋込形):1個
  • PF管用ボックスコネクタ:1個
  • ゴムブッシング(19):2個
  • ゴムブッシング(25):1個
  • 差込形コネクタ(2本用):2個
  • 差込形コネクタ(3本用):2個
  • リングスリーブ(小):3個
  • 合成樹脂製可とう電線管(PF管):1本

  候補問題No.12 複線図

複線図を書く手順は全部で7手順あります。

  1. 単線図どおりに器具を配置
  2. 電源の接地側と該当する器具を接続
  3. 電源の非接地側と該当する器具を接続
  4. スイッチと該当する器具を接続
  5. 接続点に詳細を記入
  6. 電源の配線に電線の色を記入
  7. 残りの配線に電線の色を記入して完成

最初はゆっくりで大丈夫です。
徐々に慣れてくるので焦らずに進めていきましょう。

   手順1:単線図どおりに器具を配置

まずは単線図どおりに器具を配置しましょう。

  • 施工省略部分
  • スイッチと器具の概要

この2つに気をつけて配置していただけたらOKです。
候補問題No.12においては次のようになります。

手順1:単線図どおりに器具を配置

   手順2:電源の接地側と該当する器具を接続

電源の接地側(白線)と該当する器具を接続します。

  • ランプレセプタクル
  • 引っかけシーリング
  • コンセント

上記3つが該当します。
負荷の二次側が「接地側」になるためです。

実際に接続すると次のようになります。

手順2:電源の接地側と該当する器具を接続

   手順3:電源の非接地側と該当する器具を接続

次に、電源の非接地側(黒線)と該当する器具を接続します。

  • イ:スイッチ
  • ロ:スイッチ
  • コンセント

上記3つが該当します。
ロのスイッチとコンセントは、渡り線を用いての接続になります。実際に施工する際には忘れないようにだけ注意が必要です。

手順3:電源の非接地側と該当する器具を接続

   手順4:スイッチと該当する器具を接続

スイッチと該当する器具を接続します。
単線図と施工条件を確認しながら、間違えないように接続してください。

  • イ:引っかけシーリング
  • ロ:ランプレセプタクル

候補問題No.12においては、上記の2つです。
徐々に慣れてくるので、最初は1つ1つ確認しながら進めていきましょう。

手順4:スイッチと該当する器具を接続

   手順5:接続点に詳細を記入

各接続部分に詳細を記入します。
実際に圧着作業を行う際にスムーズに行えるようにするためです。

圧着の刻印については、こちらの画像を参考にしてください。

圧着の刻印

この表は非常に重要なので要チェックです。
候補問題No.12の刻印においては次のようになります。

手順5:接続点に詳細を記入

   手順6:電源の配線に電線の色を記入

電源の接地側・非接地側の配線に電線の色を記入します。
ここは、色の入れ替わりが認められていない部分ですので絶対に間違えないようにする必要があります。

実際に記入したのが下の画像です。
下の画像のようになっていることを確認しながら進めてください。

手順6:電源の配線に電線の色を記入

   手順7:残りの配線に電線の色を記入して完成

残りの電線に色を記入して複線図の完成です。
ここは色の入れ替わりが発生しても問題の無い部分ですが、施工条件により電線の色が指定されている場合があるので、そこだけ注意が必要です。

最終確認も含めて記入するようにしてください。

候補問題No.12 完成した複線図

電線の太さは、記入箇所以外「VVF1.6mm×2芯」です。

候補問題No.12 完成した複線図

複線図の作図としては以上になります。
他の候補問題の複線図も同じように作成していきましょう。

  おまけ:VVFを素早く安全に剝く工具

「安全に施工を行いたい」
「電工ナイフが扱いずらい」
「もっと早くケーブルを剥きたい」

そういった方にオススメなのが「VVFストリッパー」です。
ここからは実体験ですが、試験会場にいる受験者の6~7割くらいはストリッパーを使用している印象を受けます。

試験開始の合図と共に「カチカチ」の音が聞こえまくりです。
それくらいに信頼を置かれている工具です。冗談なしにほぼノーリスクで施工時間を3分くらいは短縮することができます。

オススメのVVFストリッパーは「ホーザン P-958」です。

※通販サイトのボタンをクリックすると商品詳細のページに移動します。

▷▷関連:【単品購入用】電気工具の一覧リスト
▷▷関連:【技能試験用】おすすめの工具セット
▷▷関連:【合格率UP】おすすめのストリッパー

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鏡花
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