第一種電気工事士の合格には、筆記試験の攻略がカギとなります。
本記事では、上記の疑問を解決します。
第一種電気工事士の筆記試験における勉強方法は主に3つあります。分野ごとにポイントをおさえて攻略するのが大切です。参考書や問題集を使用して計画的に対策しましょう。
上記を深掘りして解説します。
筆記試験を計画的に対策したい方は、必見の記事です。
本記事の内容
上記の4本立てです。
第一種電気工事士の筆記試験を攻略する勉強方法について詳しくご紹介します。
早速、みていきましょう。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、第一種電気工事士に合格済みです。電気の資格に関する案件も50件以上受注した経験があります。
第一種電気工事士の筆記試験における勉強方法
筆記試験における勉強方法がこちらです。
上記のどちらかで合格は狙えます。
分野別の対策を詳しく確認したい方は「こちら」をクリック。
参考書と問題集で勉強する
最も王道な勉強方法です。
参考書と問題集だけでも筆記試験の合格は狙えます。
参考書と問題集のメリット
参考書と問題集で勉強できるメリットは、コストが1番安く自分のペースで勉強できるといった点です。講習などを受講する場合は調整しなければいけません。
「自分の力で計画的に合格を狙いたい」といった方にはおすすめの勉強方法です。費用も5,000円程度で安く済みます。
ただし、自分でスケジュールを調整しなければいけないので、自分に甘えず勉強を継続しなければいけないところが難しい点です。これができる方は問題ありません。
問題集を繰り返し解いて合格を狙いましょう。
おすすめの参考書と問題集
第一種電気工事士の参考書は複数の種類があるので、どれを選ぶか悩む方もいるはずで背う。そこで、僕自身の経験も活かして間違いないものを厳選しました。
それがこちらです。
第二種の時と同様に評価と人気が高いので失敗はありません。
第一種電気工事士でおすすめの参考書
- すい~っと合格シリーズ ※評価が高く1番人気の参考書。失敗なし間違いなしの定番シリーズ
- 第一種電気工事士 完全解答 ※問題集のド定番。参考書との同時購入がおすすめ。
上記の参考書と問題集を活用しましょう。
繰り返しますが、スケジュールの調整は自分自身でしなければいけません。
というのも、「参考書と問題集を購入したことに満足して勉強が中々始められない」といったことはよくある話です。
そういった際には、第一種電気工事士を取得することで将来の資格手当や就職の際に有利に働くことを目標にしてください。
勉強において受験者の努力は必須です。
上記の参考書と問題集は、図解も多く解説も丁寧なので、わかりやすい参考書で勉強したい方にはおすすめです。少しずつ合格する実力を身につけましょう。
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▷▷第一種電気工事士 おすすめの参考書と問題集
動画教材(通信講座)で勉強する
参考書や問題集よりも効率が遥かに上がる勉強方法です。「日中は忙しいから動画や専門の講師の解説を聞きたい」といった方におすすめです。
動画教材(通信講座)のメリット
動画教材のメリットは、専門の講師による解説と質疑応答付きのサポートが充実しているといった点です。簡単に言えば、勉強効率が大幅にアップします。
受講料金は、参考書や問題集のみの場合と比較して高くなりますが、1日あたりに換算してサポートの充実性も考慮すれば、受講する価値は十分にあります。
スマホやタブレットを使用して隙間時間を勉強する時間に変えられるので、社会人の方には特におすすめです。逃げ道もなくなるので、勉強のモチベーションも上がります。
動画とテキストで効率よく勉強したい方は、受講を検討しましょう。
おすすめの動画教材(通信講座)
おすすめの動画教材がこちら。
評価が高くサポートも充実しているので、どちらも効率よく勉強可能です。
第一種電気工事士に強いおすすめの通信講座
通信講座 | SAT | 翔泳社アカデミー |
---|---|---|
価格 | E-ラーニング 29,800円(税抜) DVD講座 39,800円(税抜) E-ラーニング・DVD講座 44,800円(税抜) |
総合コース 80,000円(税抜) 技能コース 42,000円(税抜) |
特徴 |
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おすすめ度 | ||
講座の受講 | 受講はこちらをクリック | 受講はこちらをクリック |
※SATの通信講座は最短30日で合格が狙える
個人的におすすめの通信講座がSATです。技術系の資格を専門としており、高い人気と実績を集めています。専門の講師による分かりやすい解説が特徴で第一種電気工事士の筆記試験を最短30日で狙えるカリキュラムが整っています。
▷▷SATの第一種電気工事士講座を受講する
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分野別に見る筆記試験の勉強方法
次の分野について勉強方法を解説します。
サクッとみていきましょう。
計算問題の勉強方法
第一種電気工事士の計算問題は、第二種電気工事士と比較して出題パターンが広くなっています。そのため、公式を覚えて活用する力が必要です。
コツとしては、計算問題を繰り返し解くことです。
最初は公式の使いどころが分からず戸惑うことの方がほとんどですが、過去問を3~5年間繰り返すと少しずつ問題を解く力が身につきます。
発電分野や送配電の分野など出題範囲が広いので、どの問題が出題されても解けるように各分野の要点をおさえて対策しましょう。
また、本番では電卓が使えないので計算ミスも注意。解き方が分かっても計算ミスで解答を間違えるのは悲しいので、繰り返し解いて間違いないか確認するといった自分にあう確認方法を見つけてください。
鑑別の勉強方法
鑑別問題の勉強としては、ひたすらに覚えることが大切です。過去問を5年分くらい解くとよく似た問題が出題されるので、間違えず答えられるようにしましょう。
- 写真
- 名称
- 用途
これらをセットで覚えましょう。
ただ、第二種電気工事士と違い第一種電気工事士の鑑別問題で登場する機器や電線は実物を知らないとイメージしづらいですよね。
意識すると街中でも見かけるのですが、大きさや色をイメージするのであれば、YouTubeやネットで機器を検索して画像を見るのがおすすめです。
どんな感じで使用されているのかなどを一発で見れるので、何もない状態で問題を答えるよりかは頭に入りやすくなります。
鑑別を安定して正解できるようになれば、効率よく点数を稼げるようになり、加えて、すぐに問題を解けるので他の問題に割く時間も長くできます。
過去問10年分を2~3周すればOKです。参考書や問題集の解説、暗記ノートを用いて計画的に攻略してください。
配線図の勉強方法
第一種電気工事士の配線問題は、第二種と違って高圧の「単線結線図」と呼ばれる形で出題されます。図記号なども種類が多いのが特徴です。
これに関しては、ひたすら問題を解いて覚えていきましょう。単線結線図は、実際の仕事でも頻繁に登場するので覚えておいて損はありません。
むしろ、多くの電気設備は単線結線図にて回路を表示しているので、図記号を覚えて結線図を読み取る力は必須です。
最初から一つ一つ覚えるのは大変なので、画像を見ながら「遮断器」「変圧器」「継電器」といったように機器を種類ごとにわけてまとめて覚えるのがおすすめです。
本サイトでも単線結線図の図記号をまとめたものを作成していますので、完成したら追記します。
第一種電気工事士の筆記試験に対する心構え
結論としては、モチベーションの維持が全てです。
自分で勉強のスケジュールを計画する
参考書や動画教材を用いるにしても勉強のスケジュールは自分で計画する必要があります。これが最初の心構えです。
「今日は問題が上手く解けないから明日にしよう」と先延ばしにすると試験日までに勉強が間に合わず不合格となる可能性があります。
第一種電気工事士において、実技試験より筆記試験の方が合格率が低いので、合格するうえで筆記試験の攻略がかなり重要です。
高圧の範囲が加わるので、少しずつ知識を増やしましょう。
- 参考書で勉強
- 問題集をやり込む
- 解けない問題を減らす
上記のとおり、順序立てた計画が大切。
一夜漬けでどうにかなる試験ではないので、1~2ヶ月かけて対策してください。
要点をおさえた勉強を継続することで合格する力は身につきます。毎日1~2時間くらいの勉強を意識してください。最初は30分からスタートしてもOKです。
モチベーションの維持が大変です
どの試験でも言えますが、試験対策で1番大切なのは、受験する本人が試験日まで勉強のモチベーションを維持して対策することです。
計画は立てられたとしても継続するのが簡単ではありません。そのため、他の人の計画を真似するのではなく、自分にあった計画を立てるのが大切です。
朝の勉強が集中できるなら朝で良し。
寝る前が集中できるなら寝る前で良し。
時には休憩も含めつつ、自分が効率良く対策できる方法で筆記試験の勉強を継続してください。ただし、明日からの先延ばしはNGです。
「試験日まであと〇日」と考えていると試験日まで対策を始められません。結果として不合格となる可能性が高いでしょう。
ちなみに、逃げ道を無くすといった意味でも参考書や通信講座にお金をかけるのはメリットです。短期間で効率よく対策したい方は、積極的に活用しましょう。
よくある質問:実技試験の勉強はすべき?
第一種電気工事士の試験対策でよくある質問に「実技試験の対策は筆記試験と並行して進めるべきですか?」といったものがあります。
結論から言うとNoです。
というのも、筆記試験が終了してから実技試験までの間に約1ヶ月程度の期間があります。この間に実技試験の対策は十分可能です。
筆記試験まで2ヶ月以上期間があって余裕があるから複線図の勉強をしたいといった方は問題ありませんが、筆記試験に近いのであれば試験対策に専念してください。
筆記試験で登場する知識の中に実技試験で役立つ知識も含まれているので、まずは筆記試験の合格のみに専念してください。
筆記試験合格後は、実技試験の参考書や工具を揃えましょう。
実技試験の対策方法について知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
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▷▷第一種電気工事士 実技試験の対策と勉強方法
まとめ:筆記試験までに徹底して対策しよう
今年度における試験日を掲載します。
※2021年度の情報が更新され次第、追記します。
筆記試験の勉強は人それぞれ異なりますが、共通して言えるのが「受験者自身の継続した勉強が必要」といった点です。
試験日までに時間があるからと勉強を後回しにするのは辞めておきましょう。参考書や通信講座の購入を決めたら即行動が大切です。第一種電気工事士は1年に1度しかないので一発合格を狙いましょう。
上記のとおりです。
1~2ヶ月かけて効率よく対策することで合格する力は身につきます。
モチベーションを維持して筆記試験を攻略しましょう。
今回は、以上です。
第一種電気工事士でおすすめの参考書
- すい~っと合格シリーズ ※評価が高く1番人気の参考書。失敗なし間違いなしの定番シリーズ
- 第一種電気工事士 完全解答 ※問題集のド定番。参考書との同時購入がおすすめ。
第一種電気工事士に強いおすすめの通信講座
通信講座 | SAT | 翔泳社アカデミー |
---|---|---|
価格 | E-ラーニング 29,800円(税抜) DVD講座 39,800円(税抜) E-ラーニング・DVD講座 44,800円(税抜) |
総合コース 80,000円(税抜) 技能コース 42,000円(税抜) |
特徴 |
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おすすめ度 | ||
講座の受講 | 受講はこちらをクリック | 受講はこちらをクリック |
※SATの通信講座は最短30日で合格が狙える
個人的におすすめの通信講座がSATです。技術系の資格を専門としており、高い人気と実績を集めています。専門の講師による分かりやすい解説が特徴で第一種電気工事士の筆記試験を最短30日で狙えるカリキュラムが整っています。
▷▷SATの第一種電気工事士講座を受講する
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